Voigtlander NOKTON 58mm F1.4 SLII N その3
この日は天気が良かったので、絞りを開放に限定せず使ってみた。開放から1〜2段絞っただけで凄い写りが変わる。一番下の皇帝ダリアの写真はf/4.0だが真ん中の花の解像感はすごく気持ち良い。
f/2.0
f/2.0
f/2.8
f/4.0
遠足 第十九回 浦賀〜横須賀
9月17日に浦賀から横須賀の県立大学までを歩いてきた。
浦賀の渡しに乗ってみた。
渡しを渡った先にある東叶神社。昔この神社の上に浦賀城があったらしい。
観音崎を目指して歩く。
ずっと海沿いをゆく。
観音崎海水浴場あたり。天気も良く、海水浴客やBBQを楽しむ人らでそこそこ賑わっていた。
走水を通って横須賀方面へ。
走水神社にいた猫。
この日の朝、メンバーM氏がスマホを水没させたらしく、勝手に再起動を繰り返す状態になっていたのだが、走水神社を参拝して以降は状態が回復して11月になっても問題なく使えているようだ。走水神社は日本武尊と弟橘媛命を御祭神としていて、弟橘媛は日本武尊を助けるために海に入水したという。そんなことに比べれば水没して壊れかけのスマホを無間再起動地獄から救い上げるくらい造作もないことなのだろう。
このあと割烹旅館で昼食。昼時ながら空いていた。
おすすめのアジの刺身定食は凄く立派なアジのお造りで目を見張った。刺身定食も海鮮丼も味が良かった。
馬堀海岸。ここら辺から人が多くなってくる。
結構な距離を歩いたが、それよりも曇り予報に反して日照が強く、かなり日に焼けてしまった。
メタルスタンドの土台 その2
先日の小さい子用のメタルスタンドに続いて、大きい子用のメタルスタンドもゲットしたので、さっそくマスキングテープで覆ってやった。今回は小さいブロック柄にした。
木製スタンドの土台と比べるとこんなに大きさが違う。ここまで違うとは思っていなかった。ただし小ささに反して重さはメタルスタンドの方が重い。サイズが小さいから重さで安定性を確保しているのだろう。
で、メタルスタンドを選んだ理由である「土台がキャリーバッグに納まるか」だが、余裕で入れることができた。
これが木製スタンドだとまったく入る気がしない。
というわけで、大きい子を外に連れ出す時はメタルスタンドがいいだろう。小さい子用の木製スタンドならバッグに納まるんだけど。
メタルスタンドの土台
ふうのお迎えの時にメタルスタンドを用意したが、やはり木製スタンドに比べて見た目に味気ないので装飾を施してやった。
と言っても、100均で買ってきた柄のマスキングテープを全面に貼っただけだが。結構粘着力が強いテープだったので、何回か貼り直してもしっかり貼り直しができる。
幅3cm長さ6mのテープだったが、裏表の全面に2回貼っても余った。
SDにはメタルのピカピカした質感よりこっちの方が合う。
Voigtlander NOKTON 58mm F1.4 SLII N その2
先日購入した「ふぉくとれんだ〜」を散歩に持ち出して、マニュアルフォーカス撮影を堪能した。せっかくのF1.4なんで、全て解放で撮影するルールにしてみたが、近接で被写界深度が浅いと花などは風に揺れてピントを合わせるのが難しい。というかほぼ無理。それ以外にもソフトフォーカスっぽい写りになったり、ビネットも大きいし、輝度差が激しいとパープルフリンジも目立つ。パープルフリンジは好きではないが、それ以外は写真を情緒的に見せてくれて、むしろありがたい。
以下の写真は全てF1.4で撮影。
この1枚だけ、PhotoshopLightroomで明瞭度をあげている。
ほんの2時間ほどの散歩だったが、機械に頼らずマニュアルフォーカスで被写体を狙って立ち位置など試行錯誤するのは、初めてデジタル一眼レフカメラを買った時のような新鮮さを感じながら撮影を楽しめた。
お迎えでごんす SDM F-36 フルチョイスモデルお迎え
お迎え要請が来たすぐ後の土日は体調不良に見舞われるという失態を演じた。改めて狙いを定めた次の土曜日はDearSDのお披露目ということで
「…混むかな?」
と不安を覚えたので、思い切って金曜日の仕事終わりに原宿まで足を伸ばしてお迎えして来た。
定時に退社して、だいたい18時30分頃に天使の窓に到着。まず2階のショップに行って、スタンド、ウィッグ、ピタッとリング(小)を購入。
みやとりんには木製スタンドだったが今回はメタルスタンドにしてみた。メタルスタンドは木製スタンドより土台が小さくて薄い。
大きい子用の木製スタンドの土台がキャリングケースに入らず、別に分けて持たねばならないという欠点があり
「メタルスタンドなら入るのではないか…?」
と次のF-58のお迎え時に購入する予定なので、先立って今回のSDM F-36もメタルスタンドにしてみたのだ。
ウィッグはメイクオーダーのベースになったモデルが着用していたのと同じピンクブラウンのロングナチュラルウェーブを用意した。ピタッとリングは念のために購入。
買い物が済んだ後は1階でコーディネートモデルとワンオフモデルをサラッと見て回って(しかしお迎え直前の心持ちではほとんど印象に残らない。コーディネートモデルのF-41が可愛かったような…)、いよいよ地下1階に降りる。
カウンターの中に店長さんがいらしたので
「お迎えに来ました」
と言ってオーダーシートを提示する。店長さんはすぐさま内容を確認してバックヤードから箱を抱えてくる。カウンターの上に広げたモコモコの毛布の上に箱を置いて御開帳の儀が始まる。
蓋をあげて、デフォルトウィッグとグラスアイ、出生証明書と追加のグラスアイ、ウィッグ、ハンドパーツを確認。店長さんが出生証明書を取り出して
「名前はお決まりになってますか」
と問うて来たので
「はい。決まってます」
と答えたら、
「ではオーナー様の手でこの出生証明書に名前をご記入してください」
とペンを渡された。こんな儀式は過去のお迎えではなかったので、やや面食らったが努めて冷静を装い名前を記入する。このSDM F-36の名前は「ふう」とした。
「ふうちゃんと言うんですねぇ、なんか理由があるんですか」
「いや、謂れは全くないです。単にあれこれ考えてて響きが良かったのでこれにしました」
などとやりとりをしつつ、店長さんが出生証明書に押印する。で、
「メイクの直しを申し込む際はこの出生証明書が必要になります。出生証明書は再発行はできませんので大事にしてください」
な感じの説明を受ける。
いよいよ、ドール本体の確認に移る。上に乗っかっていた真っ白いお布団を外した後で
「では、ここからはオーナー様の手でお願いします」
とお約束の言葉に従って、最後の梱包をめくる。過去、みやの時もりんの時も第一印象は「よくワカンねぇな」だった。とにかくグラスアイが入ってないと「なんかパッとしない」のだが、ふうは違った。グラスアイは「入れず」でオーダーしているので当然入ってなくて「なんかパッとしない」のはその通りなのだが、メークのベースがあるのでイメージできる。グラスアイは入っていなくても、たしかにベースとしたあのモデルの顔だった。
「グラスアイが入ってないと雰囲気が分かりにくいですよねぇ、試しに嵌めてみましょうか?」
と店長さんがおっしゃったので、デフォルトのグラスアイを当てがってみてもらった。
ベースとしたモデルは濃いめの青い瞳だったが、ふうは金茶系の瞳にした(あと追加でネオジウムっぽいのと灰紫っぽいやつ)。この金茶系のグラスアイが思った以上に似合っていて嬉しや。
前々から気になっていたことを聞いてみた。
その1。
「フルチョイスのオーダーの時に、グラスアイのサンプルの裏に何か金具っぽいものが貼り付けてありますけど、あれはなんですか?付けると便利だったりするんですか?」
「あれはグラスアイのケースの中で固定しておくために付けている金具です。普段の使用でははっきり言って邪魔なのでメリットはないです。ちなみにケーブル固定用の金具をグラスアイのサイズに合わせてカットして使っています」
ってことだった。なんとなくグラスアイの向き調整がしやすのかとか勘ぐっていたが全然見当違いだった。グラスアイの後ろが長いと(初期の頃のグラスアイなどは長く伸びていたらしいが)、顔の向きを変えた時にヘッドの中で首のS環に当たって、アイの向きが動いたり、ポロっと外れたり…するので宜しくないとの話を聞かせていただいた。
その2。
「里帰りでメークの直しとかする場合、何を参考にして同じメークを施すんですか?」
「フルチョイスをオーダーされた時のオーダーシートをもう一度読んでメークを直します。なのでどうしても雰囲気が変わってしまうので、お迎えされたらなるべくお顔の写真を撮っておくといいですよ」
ってことだ。要するに、同じメークオーダーをもう一度メークしてもらうってことだ。そりゃ同じメークにするのは難しいよな。ボークスの方で写真を撮ってデータを残しているのかと思っていたが、そこまではしていないらしい。オーナー側で写真を撮っておく場合は正面、横と各部のアップを撮っておいて、里帰りの際に資料として付けると良いそうな。
一通り確認を終えて、梱包を直してパーツ類を箱に戻していく。で、持ち帰る際の箱を入れる袋について
「横型と縦型とありますが、どちらがいいですか?」
と聞かれたので、迷いなく縦型にしてもらった。混雑する電車の中でデカイ箱を横にしてとか、トラブルの元になるわ。店長さんも
「そうですよねぇ。横型の袋で持って帰るお客様はどうやって電車に乗っているんだろう?っていつも思うんですよねぇ」
とか。のんきか。
縦型の袋は普通の紙袋だ。黒一色にボークスのロゴが控えめに描かれている。
横型の袋の布風素材より劣る感じもあるが、そんなことより帰路の安全だ。実際、帰りの電車は帰宅時間ということもあってそれなりに混雑していたが、荷物の扱いに腐心することはなかった。これが横型だったら気が休まらなかっただろう。
帰宅後は、すぐにドレスを着せてグラスアイとウィッグを装着して、ようやく完全体に。
SDも、はや3体目になるからか緊張も感動もそれほどないなと思っていたが、
「あ、この子けっこう美人だぞ」
とジワジワ感じ始めた。次第にアイとウィッグが馴染んできた気がするけど、馴染むってどういうことだ?たんにこっちが見慣れてきたのか、ふうが我が物としているのか…?
ヘッドの首の受け部分がけっこう目立つ。35番も目立つが多分同じくらい目立つ。これは気になる。うまくウィッグで隠す必要がある。
とりあえずウィッグとグラスアイを追加分と付け替えてみて、服もいろいろ着せ替えてみて変化を楽しみたい。
追加のグラスアイはこんな箱に入っている。
ようこそ、ふう。
しかし、いよいよドールスペースが手狭になった。もう1ヶ月ほどもすれば里でフルチョイスしたF-58がやってくるから、さらにヤバい。