お迎えでごんす SD13 F-58 フルチョイスモデルお迎え in 自宅
アッチの4thチルドレンは誰だっけ?鈴原トウジ?あいつはイキってた割に大した活躍もないまま再起不能になっていたが、ウチの4thチルドレンはなかなか凄い。
ま、それはさておき。
「10月初日にフルチョイスをして、間も無く2ヶ月。そろそろ“来る”頃だな」
と気づいた11月末日。お迎えも4体目になるとドールスペース(棚)が手狭なので、幅を90cmから120cmにする拡張工事を行なっていた。その新しい棚の設置を終えた、まさにそのタイミングで玄関チャイムがピンポン。
「もしや、ウチの4thチルドレン?」
と思ったら、ウチの4thチルドレンだった。送られてくる前の連絡なんかは一切無いが、ピッタリ2ヶ月ちょうどでやって来た。
スゲーぜ。
まだ棚以外はとっ散らかったまんまだが、来ちまったなら仕方あるめぇ。我慢なんざ出来ようはずもねぇやな。ドールスペースの拡張工事は休工でい。
張り切って、お迎えの儀である。
宅急便ってちょっと不安だなぁと思っていたけど、梱包のダンボールは二層の頑丈なタイプだった。
これなら納得。まぁ自宅発送なんて沢山あるだろうから、わざわざ案ずるまでもないことだろうけど。
ダンボールの封印を解くと、まずオプション品が姿を現した。その下には里限定タイプの白い箱が見えているが、はやる気持ちを抑えてオプション品を1点づつ指差し呼称で確認する。
お迎えドレスと下着セット良し。追加ウィッグ2点良し。追加ハンドパーツ2点良…と、追加ハンドパーツに「指差し手(ゲッツ手?)」が入っている。注文した記憶になかったので、オーダーシートを確認したら確かに追加されていた。確かに、追加はされていたのだが、それでもなお
「こんなの注文したっけ?」
思わず独り言がこぼれる。あまり使い道がなさそうだけど、ま、いっか。
特別グラスアイは本体の箱の方に入れられており、わざわざ手書きメモが添えられていた。
この「手書き」というのがなんか良いが、「す」の字のクセがかなり強い。
はい、箱をオープン。箱も特別なら中の包装紙(?)もなんか金色で印刷されていて特別だ。
ここに取説類、デフォルトウィッグとブラシとかの付属品と特別グラスアイが入っている。続きまして白いお布団をめくりましては、
「では、ここから先はオーナー様の手で…」
ってお約束を振ってくれる人がいないので、一人粛々と梱包の緩衝シートを外してまいります。
いざ、ご対面!
「…あんた、誰…?あれ?これってホントにF-58なの?」
というのが率直な感想。なんか全然58番ヘッドに見えなくて戸惑った。
「まさか間違えられた?いやいや大量生産でポンポン作ってるわけじゃ無いだろうし、検品とかもあるでしょ」
なんて自問自答もするわな。ヘッドパーツの内側にはF-58の刻印も確かにあるし。
「あれかな?まだグラスアイが入ってないし、ウィッグも着けてないから印象が違って見えるのかな?そうか、そうに違いない。これで解決だ」
グラスアイを嵌めて入魂。まだ58番ぽくない感じがする。美人だけどね。
「よかろう、ならばウィッグだ」
お迎えドレスを着せてウィッグをかぶせてみたけど、やっぱり58番ぽくない(こんな言い方をしているとネガティブな感じだが、そんなつもりは断じてない)。
結局ご対面から1日経っても2日経ってもやっぱり58番に見えない。58番ヘッドは化けやすいタイプなのかな。画像検索とかで見る限りはどの子も58番らしく見えるけど、うちに来たこの子は大化けした子なのだと理解した。
スゲーぜ。
第一印象はこんな感じ。
お迎えから3日目。追加ウィッグのシャギーストレートのナチュラルを被せたら、急に58番ぽくなった。こっちのウィッグをデフォルトウィッグにしとけばよかったってくらいに似合っている。
ドールに興味を持つきっかけになったビスクドールにとても似た雰囲気になった。こんなに化けるとは…
スゲーぜ…。
お迎え前から考えていた名前(琳をお迎えする時に候補にしていて、結局お蔵入りした名前。響きが気に入っていた)が第一印象では似合わないと感じられたが、ウィッグを変えたらハマったので、この子の名前は「志季」に決めた。
今回のメイクで一番気に入っているのは口元。輪郭はもう少しボヤかした方が好みだったが(輪郭の指示は忘れていてオーダーしてない)、「口幅を狭めて」と指示をしたらプルプルのグロスと相まって可愛い口になった。
全体的にはクール。クールな中にも可愛らしい唇で色っぽさもある。スゲーぜ。でも案外、幼い雰囲気もなくはない。むしろ美弥の方が柔らかい雰囲気ながらも大人っぽく感じる(でもお胸は志季の方がワンサイズ上なんだけどね)。琳と歩宇もそうだ。琳の方が美人顔で歩宇は可愛い顔だが、並ぶと歩宇の方がお姉さんっぽく感じる。
グラスアイを取り付ける時にヘッドを外したら、首に自立パーツが張り付いていた。これもオーダーしたことを忘れていたので、
「なんか変なのが張り付いてる!」
とびっくりした。
自立パーツはKIPSより少し関節が硬くなるかな。保持力はあまり変わらない気もするけど、KIPSみたいにハミ出して見えたりしないので良い。
先日気がついたが、今年になって1月に琳、10月に歩宇、そして志季。3体もお迎えしてる…。ペースが早すぎる。美弥をお迎えした時は「この1体だけで十分だぜ!」とか本気で思っていたものだが、ドールは仲間を呼ぶってのはマジなんだな。まぁでも志季が来て揃った感じもする。何が揃ったのかワカランが。気になるヘッドはまだまだあるが(SDMでは29、33、37、47あたり。SDでは34、43、48、56。あるいは26を追加するのもありだよなぁとか考えて切りが無ぇわ)少なくとも来年はお迎えが無いようにして、また野外での撮影とか他の事にチャレンジしてみたい。
自宅お迎えの場合は当然ながらドールアドバイザーさんの立会いがないので、フルチョイスSD出生証明書にドールアドバイザーさんの印が押されない。それが少し気になる。
I・Doll 48の戦利品
最近は散財ばっかりしてて(株)自転車総業の看板を掲げているうえ、給料日前なのにI・Doll Vol.48。
「破綻したらやべぇからスルーすっか」
とも考えていたけど、お気に入りディーラーのLittle Gardenさんが参加されると言う情報を信頼できる情報筋から得たので、一転「為せば成る」精神で行って来た。
午前中に横浜で用事があったので済ませ、華麗な乗り継ぎで12時前にビッグサイトに到着。他には脇目も振らず目的のブースへ直行。新作2点とセール販売していた過去作1点をゲット。到着からわずか5分ほどで目的を達し満足を得る。
Little Gardenさんの新作。トップスとスカートとパニエの3点セット。スカートの色が違う他は同じ作り。スカートのリボンは安全ピンで留めているので後ろに付けるのもあり。お揃いの服ってカワイイ…。
過去作の1点はまだ着せてない。
もう購入する気はないが、せっかく来たのだからと軽く他のディーラーさんを見て回っていると、
「あ、アレ可愛いなぁ…欲しい…」
ってなってしまう。気持ちと財布の紐を引き締めるが、SDMサイズの猫耳帽子2点とモコモコマフラー1本がすでに我が手に。いよいよヤバいので、早めに離脱。
購入したディーラーさんは失念。ふらふらと彷徨っていたら見かけて、安かったのでつい。この歩宇が着ている服も以前Little Gardenさんから購入したもの。
帰路、もう一度横浜で下車して天使のすみか横浜店で志季のためのピタッとリングを購入して帰宅。
DAGUERREOTYPE ACHROMAT ART LENS
オーストリアのロモグラーフィシェという会社、通称ロモグラフィーが出した「ダゲレオタイプ アクロマートレンズ」が届いた。
1839年に発明されたダゲレオタイプなるカメラに搭載されたレンズで、世界初の光学レンズなのだそうだが、詳しいことは知らん。そのレンズをベースに現代用として復刻させるための資金をクラウドファウンディングサイトで募っていて、面白そうだからと出資したのが4月。12月発送の予定だったが、それが早くも11月に送られてきた。クラウドファウンディングの方は目標の100万円をはるかに超える1600万円以上が集まったようで、いくつかオマケも付いてきた。
レンズが届いて数日後に
「お待たせしました!レンズを発送しましたので到着までお楽しみに!」
なんてメールが届いた。時空の流れが乱れているのかな?
箱を持って、意外にズシリと重くて小びっくり。そして箱がレンズの箱とはとても思えないくらいに半端なくオシャレで大びっくり。
先日ゲットしたフォクトレンダーの箱も渋くてかっこよかったが、全く違う格好良さに
「ニコンよ、お前のところのダサい箱はもっとどうにかならんのか?」
と、ニコンユーザーとしては思わずにはおられなんだ。
こんな書類の封筒みたいなハトメが付いている。落ち着いた青と写真がプリントされた箱に、ちょっと時代遅れな感じもするハトメが組み合わさって、レトロレンズの現代版という、このレンズらしさが感じられると思ったが考えすぎか。
内容は
・レンズ本体
・ウォーターハウス式の絞りプレート
・本革製のレンズポーチ
・マニュアル
・解説本兼写真集みたいな本(英語のみ)
・クリーニングクロス
となっている。
蓋をあげるとまず解説本が目に飛び込んでくる。ていうか、いきなり女性の首が3つ並んでこっちを見ているからびっくり。蓋は側面の紐でこれ以上開かないようになっている。
品質保証カードも入っていてスゲェ汚ぇ手書きの文字でシリアルナンバーが書いてあって、品質保証責任者のサインもあるが全く読めねぇ。サインはともかくシリアルナンバーは素直に印字すれば良いのに
「こんなに汚い字ではかえって信頼を損ねてしまうのでは?」
とも思える。このレンズはロシアで製造されているらしいので、ロシア人の字なのかな。
レンズは開放がF/2.9で焦点距離は64mm。揃って変な数値だ。
ウォーターハウス式絞りプレートは、プレートごとに異なる大きさの穴が空いていて、それをレンズのスリットに差し込んで使う。穴の大きさによって絞り値が変わるもので、丸い穴のスタンダードタイプは開放2.9の次が4.0で以後は1段ずつF16まで。
他にルミエールとアクエールというアートタイプのプレートもあって、それぞれにもちゃんとF値が設定されている。
上がルミエールで下がアクエール。ウォーターハウス式は面倒臭いが、このレンズはそもそも使い勝手を云々するレンズではないと思う。
これはクラウドファウンディングのオマケで付いて来た絞りプレート。
絞りプレートを差し込んだところ。
レンズを前から見ると中のプレートが思いっきり見える。
色は真鍮とブラックの2色あって、「レトロなレンズだし真鍮一択だろう」と真鍮を選択したが、ピカピカに磨かれたその姿は、まぁ昨今のカメラには不釣り合いな見た目である事は否定できようはずもない。
フィルター径は40.5mm。保護フィルターとオレンジフィルターもオマケで付いてきた。オレンジフィルターはちゃんとデザインされた箱にパッケージされていたが、保護フィルターは無地の白い箱に入っていた。箱に「UV加膜」と書かれたシールが貼ってあったが、中華製か?
当然レンズ情報なんてカメラには送られないし、マニュアルフォーカスだ。フォーカスリングは重い。んでピントが掴みづらい。
最短撮影距離は0.5m。レンズ構成は1群2枚。でもズッシリとした重さを感じる。
ボケの形が絞りプレートの穴の形になる。この「ウォーターハウス式の絞り」が1番の特徴だろうか。
次の2枚はスタンダードタイプの絞りプレートで撮影。F2.9だったと思う。
ぼんやりした写りでレトロっぽい…かな?うまく撮れればロマンチックな写真に仕上がりそうな気がする。
扱いが面倒くさいので外で使うのは少し億劫だ。あと、とにかくピントが掴みにくい。
Voigtlander NOKTON 58mm F1.4 SLII N その3
この日は天気が良かったので、絞りを開放に限定せず使ってみた。開放から1〜2段絞っただけで凄い写りが変わる。一番下の皇帝ダリアの写真はf/4.0だが真ん中の花の解像感はすごく気持ち良い。
f/2.0
f/2.0
f/2.8
f/4.0
遠足 第十九回 浦賀〜横須賀
9月17日に浦賀から横須賀の県立大学までを歩いてきた。
浦賀の渡しに乗ってみた。
渡しを渡った先にある東叶神社。昔この神社の上に浦賀城があったらしい。
観音崎を目指して歩く。
ずっと海沿いをゆく。
観音崎海水浴場あたり。天気も良く、海水浴客やBBQを楽しむ人らでそこそこ賑わっていた。
走水を通って横須賀方面へ。
走水神社にいた猫。
この日の朝、メンバーM氏がスマホを水没させたらしく、勝手に再起動を繰り返す状態になっていたのだが、走水神社を参拝して以降は状態が回復して11月になっても問題なく使えているようだ。走水神社は日本武尊と弟橘媛命を御祭神としていて、弟橘媛は日本武尊を助けるために海に入水したという。そんなことに比べれば水没して壊れかけのスマホを無間再起動地獄から救い上げるくらい造作もないことなのだろう。
このあと割烹旅館で昼食。昼時ながら空いていた。
おすすめのアジの刺身定食は凄く立派なアジのお造りで目を見張った。刺身定食も海鮮丼も味が良かった。
馬堀海岸。ここら辺から人が多くなってくる。
結構な距離を歩いたが、それよりも曇り予報に反して日照が強く、かなり日に焼けてしまった。