きろく

個人的な記録の置き場所。スーパードルフィーに関してがメイン。

SDM F-52 フルチョイス in 天使の里

 天使の里を訪ねて、SDミディ女の子のF-52でフルチョイスしてきた。思う所あって昨年は

「今年はお迎えは一切せぬ」

との決意を以って過ごしたが、年が替わって

「もういっか」

となった次第。などと言いつつ、ホントは昨夏の窓ワンオフで、荒夜ヘッドの16少女に応募していたけど、落選したから決意に傷はつかなかった。

 既に年末からフルチョイスに向けたムラムラがフツフツとメラメラ。ボークスニュースVol.75で紹介されていた2017秋の新作ヘッドSDM-F-52女の子が可愛くて可愛くて、そりゃあ心も揺らぐってもんよ。

「次にフルチョイスするならアレ。よし、里でSDM-F-52をフルチョイスじゃ!」

とする道筋を立てていた。

 

 上洛を決めてからの1週間はオーダーの内容を何度も考え、見直し、確認し、修正を繰り返しながら「アレ」は他のヘッドでもメイク次第でけっこうイケるのでは?というのも当然考えた。つまり里まで出向かなくても、すみかで足りるのでは?と。気になったのはF-39。理由はハッキリ言ってカワイイから。あとプックリした輪郭もF-52と共通する。F-52がつり上がった目尻と小さな口であるのに対しF-39はタレ目で普通の大きさの口。目はともかく口の違いで、やっぱりF-52に決めた。4人目の志季のオーダーの時に「唇の幅を少し狭めて」というオーダーで可愛く仕上がってくれたので、今回も幅狭の唇にしたかった。F-52の頬のプックリがどの程度か気になったが、最新のヘッド故か検索してもレポートや写真が出てこないので、こればかりは現物で確認するしか無い。どうしても気に入らなければ土壇場で他のヘッドに変更もアリ。

 上洛の足はもちろん新幹線。JR東海ツアーズで日帰りの往復チケットをお安くゲット。出発の時間は限定されるものの、往復グリーン車で通常の購入より1.3万円も安かった。チケット購入後に気付いたことだが、ドルパのアフターイベントの日に重なってしまった。思い付きでよく調べもせずに決めたせい。しかも1週間後なら四季の華の会だったのに。

 

 何度目かは忘れたが、1年3ヶ月ぶりの京都。観光目的ではないから感慨がコレっぽっちもないのは少し寂しくも感じる。1月中旬だが当日の京都は特別寒くもなかった。

 アフターイベントの日の入場は、イベントに参加する、しないに関わらず列を作る。列は開館30分前から形成するというので、ぴったり30分前に到着したが、既に数名が待機しており、ちょうどスタッフさんが列形成の号令を出したところだった。列は敷地外の塀沿いに並ぶ。前から順にスタッフさんが身分証とボークス会員カードを確認していく。開館時間より数分前に列を維持したまま館内の1階ホールに移動する。ここで地下のショップエリアに持ち込めない大きな荷物はスタッフさんが預かってくれる。で、諸注意事項を聞いて、列のまま地下へ降りていく。地下へ降りる必要のない人はこの時に「アフターイベントに参加しません」と伝えて列から離れる。フルチョイスのオーダーは「アフターイベントのレジ列が解消されてから始めるから、オーダー希望者はウェイティングリストに名前を記入して下さい」という案内だったが、そのウェイティングリストは地下のフルチョイスルームにあるので、アフターイベントの参加者と一緒に地下へ行く必要がある。地下では3人ずつ買い物をしていく。3人がある程度進んだら次の3人という具合で進む。私は自分の順番が来た時に「アフターイベントには参加しないけど、ウェイティングリストに名前を書きたい」とスタッフさんに伝えたら、列から外れてフルチョイスルームに案内されて、ようやっと記名することができた。

 アフターイベントのレジ列解消まで1時間位は待つかなと踏んでいた。フルチョイスルームの中でSDM-F-52のヘッドが展示されていたので眺めていたら

「フルチョイス希望のお客様ですよね。こちらにどうぞ」

なんてフルチョイスカウンターに案内されて、結局ウェイティングリストに記名して2分後くらいに始めることになった。なんじゃそりゃ。ま、その時々によって色々あるんだろうなとは思うけど、この辺の入場方法とか参加者の振り分けとかどうにかならんものかしらね。

 

 それはともかくフルチョイスだが、急に始まったので心の準備が微妙だ。今回のドールアドバイザーさんは女性ながらちょっと男前な感じの方だった。

 まずオーダーサイズの確認。

「SDミディの女の子である」

で、ミディサイズ用のオーダーシートとオーダーカタログが用意される。この両者が新しくなっていて、聞けば2017年・秋の天使降臨あたりから変更されたようだ。レイアウトが大きく変わり、基本パーツ欄とオプションパーツ欄の位置が入れ替わっている。細かい点では前のオーダーシートにあった「オーダーする子の名前の記入覧」が無くなっていた。オプションからキャリングケースも無くなって、代わりにヘッドデコレパーツが追加された。ヘッドデコレパーツは里限定だから、すみかや窓のオーダーシートには無いのかな。

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 フルチョイスに関する諸注意事項を丁寧に確認。オーダーの順序はうろ覚えだが基本的にはオーダーカタログのページ順に進んでいく。この時点ではまだアフターイベントのお客が地下に多く居て、しかもフルチョイスルームの中でけっこう賑やかにしておりかなりうるさかった。こちとらフルチョイスに集中したいところなので、楽しいのは結構だが他所でやって欲しい。

 

 ヘッドはF-52でスキンカラーはPSホワイト。素のSDM-F-52ヘッドが用意される。

「他に気になっているヘッドがあれば、見比べてみますか?」

と言ってもらえたので、現場で見かけて少し気になったF-50も見せてもらうが、やはり変わりなし。F-52の頬のプックリ具合は現物を見てもやっぱり少し引っかかるものがあった。ただ、これはかなりウィッグに左右されるし、俯き仰ぎ加減でも変わる。可愛いと言える許容内なので可とした。

 

 次にグラスアイ。サイズは13サイズの子と兼用できるので18/9mm一択。カラーはベースの子と同じGE-03「金茶A」に決定した。ボークスニュースVol.75で私を魅了し、今回のベースとした、まさにあのカワイイ子がフルチョイスルームに居て、アイの色が表記されていたので間違いない。オーナーチョイスで似たような色も見比べたが、しっくり来るものは無かった。オーナーチョイスでは別系統の色でGE-25「サックスブルー」っぽい色のアイを追加した。薄い青系だと、GE-01鳶紫とネオジウムっぽい色のアイがあるが、サックスブルーはまた違うタイプの青かな。

 

 まつげはベースの子がPSノーマル肌でEL-04ダークブラウンのまつげだったので、PSホワイト肌のこちらは一つ明るい色でEL-03ブラウンにした。ライトブラウンとアイボリーも考えたが、順当に一段明るくするにとどめておいた。アイボリーについては

「アイボリーはどちらかと言うと、まつ毛の2重付けとかで使われる用ですかね」

とDAさん談。

 

 ウィッグはベースの娘はハーフアップミドルウェーブだった。コレはカワイイけど扱いにくいのであまり好きではない。もともとマニッシュショートあたりを選ぼうかと思っていたがラインナップに無かったので、幾つか似たのを試させてもらい、フルチョイス限定スタイルのミドルループで色はアイボリーをチョイス。ミディアムボブくらいの長さがあるウィッグだったかな。あとシャギーストレートが好きなので里限定カラーのシナモンゴールドで追加。全部で7〜8種類くらい試させてもらった。こちらが「コレを…」と言うとDAさんがカウンターの下からすぐに出してくれるのでスマートだった。ほとんど探すことなく、サッと出してくれるのがスゴイ。ただ、アレもコレもと言っていると、だんだん申し訳なく感じてくるのは小心者か。

 

 ボディはこれまた里限定のM胸。オーダーカタログには「SDMサイズドレスが着用できない可能性があるよ」という注意書きがあったが、DAさん曰く

「古いタイプのドレスの場合だと思う。M胸を選ばれるオーナーさんは多いが、実際に着れなかったという話は今のところ聞いたことが無い」

だそうで。SD13サイズのS、M、L胸はあまり格差が無いように見える一方で、ミディボディのS胸とM胸はけっこう違っていたので服が着れない可能性というのは不安を覚えたけど、杞憂で済みそう。

 

 腕は普通一択。迷う余地はない。

 

 手はお迎えの時に付ける手は一番無難な6番にして、里限定の9番パー手と10番チョキ手を追加した。9番と10番が欲しくて里まで来たというのも少しある。

 

 脚はすわりっこをチョイス。琳と歩宇はロング脚なので我が家で初すわりっこ。ロング脚より1cm短いらしい。すわりっこでは安定感とかポーズの保持力が気になったので、サンプルを見せてもらった。サンプルボディのテンションゴムは普通の強さで、それも数年前に組まれてから交換していないという話だったが、特に具合の悪い感じはしなかった。今回は里帰りサービスで自立パーツ取付加工も付けるし。アドバイザーさんは

「SDはスタンドを使って立たせるのが前提になってますので」

と言いながらサンプルボディをスタンド無しで自立させていた。

 

 足は普通足。追加もなし。

 

 テンションゴムは普通。

 以上でSD本体の基本パーツは完了。

 引き続きオプション選択に入る。

 木製スタンドは無し。代わりに後でメタルタイプのスタンドを購入する予定。お迎えドレスも無しだけど、お迎え下着セットは購入。

 ヘッドデコレパーツは先に現物を見せてもらった。耳のパーツは表面が布のような質感だった。シュピット機能取付加工がされたヘッドの蓋はウィッグを被せるとは言え、少し痛々しく見える。シュピットの磁石がけっこう強力で、普通に摘んだ耳パーツを近付けたら磁力で持って行かれてビックリした。で、せっかくの里フルチョでもあるし、今のところ里限定のオプションだから付けておいた。色は白でリアル毛並みタイプ。黒も可愛かったし、シンプル可愛いタイプも良かったけど、ホワイト肌だから白猫ということで。それにシンプルタイプよりリアル毛並みタイプの方が猫耳の形として好みだったから。シンプルタイプはボークスニュース誌上で見るよりもカーブが大きかった。

 里帰りサービスは全部のせ。

 

 DAさんがオーダーシートを2枚目に変えて

 「さ、ここからメイクのオーダーです」

となる。過去4回のフルチョイスでもそう感じたが、この時からDAさんの雰囲気が少し変わる…気がする。勿論こちらもそのつもりで臨む。オーダーの中で一番時間がかかるし、悩むところだけど、文字に起こすと呆気ない部分だ。

 方針としては、にっこり笑顔で、女の子らしい子だけど元気いっぱい。

 メイクのベースはメイクブックSDM-F-52-02。これはボークスニュースVol.75に掲載された猫耳の女の子だ。

 色味のターゲットはフルチョイスハンドブックのSD-F-45のPSホワイトの子。当初はSDM-F-31のPSホワイトの子で考えていたが、SD-F-45の子の方が濃さなどが好みだったので変更した。特にリップはSD-F-45の子がすごくキレイだったので注意してもらうようにした。

 眉と下まつげに少し細かく注文を加えて、メイクオーダー完了。

 

 里に行く前にフルチョハンドブックとボークスニュースVol.75を何度も見直してオーダー内容をブラッシュアップしていったので準備万端のつもりだったんだけど、メイクオーダーの冒頭から想像していた流れと違ってて気構えが崩されてしまい、中盤まで立て直せずにいた。DAさんによってやり方があるから力を抜いてDAさんの作る流れに身を委ねるのが一番いいと思った。まぁ伝えることは伝えられたと思うけど。思えば、前回のフルチョイスは上手くできた感触を持っていたが、予め決め過ぎずに臨んでいった気がする。

 あと、オーダーする子の性格とかも考えてたけど、なかなか気恥ずかしくて「この子の性格は然々で…」とは言い出せない。今回はオーダーの途中でDAさんの方から聞いてくれたので助かった。

 ベースメイクそのままでは無いとは言え、色々決めて行ったわりに、時間がかかった。

 

 今回のオーダーはお迎えまで2ヶ月半待ちになっていた。過去4回はみんな2ヶ月待ち予定で、琳は実際には1ヶ月半でお迎えになった。歩宇は少し遅かったかな。

 後日、横浜すみかでも確認したが、「お迎えまで75日というアナウンスは有ったけど理由までは伝わってきていない」ようだった。謎の秘密主義。

 

 オーダーが全て終わって、改めて内容をチェックしていく。パーツを確認し、オプション類を確認し、特にメイクは参考にしたメイクモデルや掲載のページ番号が紛らわしかったので、DAさんと一緒に復唱と指差し確認をしながら確認した。

 最後にお会計。お迎え場所を横浜のすみかにしたので、ここで全額支払い。

 ついでに一つお願いをしてみた。通常、すみかなりでお迎えすれば、応対してくれたDAさんがオーナーと一緒に最終チェックをし、問題なければ出生証明書に押印してくれる。しかし志季は自宅でお迎えをしたので、出生証明書にDAさんのハンコがなく空欄のまま。この空欄が気になっていたので、

「ここのハンコっていただけませんかね?」

と頼んでみたら、

「たしかにこの空欄は気になりますよねぇ。私のハンコでよろしければ」

と快く判子を押してくれた。しかもちゃんと

「事後確認になっちゃいますけど、お迎えされた子に問題はなかったですか?」

と確認までしてくれた。ご丁寧にありがとうございます。

 

 この日は志季を連れて行っていたので、志季のフルチョイスオーダーの時に担当してくださったDAさんに見せびらかしてきた。「こんな素敵な子なら、このまま置き忘れて行ってくれてもいいんですよ?」とな。それは出来ぬ相談だが、嬉しそうに応対してくださり、こちらとしても訪ねてよかった。

 一日を通して来館者は少なめに感じられた。偶々か?イベント日だから、これに参加しない人が避けたのか?1週間後に四季の花の会があるからみんなそちらに照準を合わせているのか?

 

 今回のオーダーで5人目になるが待ちの間の期待と不安は相変わらず。先住の4人と上手く馴染んでくれれば嬉しい。

 名前は候補を一つ考えているが、実際にお迎えしてしっくり嵌まるかどうか。

 お迎えまで通常の2ヶ月でも長く感じるのに2ヶ月半とか全く待ち遠しい。しかもまだ10日しか経っていないという事実!! 誕生の現場では私のオーダーがどういう状況になっているのか進捗を知りたいが知る由もない。お迎えの頃はきっと花粉で鼻がズビズビの時期だ。花粉シーズンなんて殺意を以って断固拒絶したいが、今度ばかりは早く来て欲しいジレンマよ!!これがフルチョイスだ!!

 

天使の里訪問3回目

 1月20日に天使の里まで遊びに行ってきた。

 

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左は本館4階で。ドレスのスカートがキレイに広がった。

右は天使の里工房で撮影。工房の撮影スペースは撮影しやすくてイイ。

 

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今回で3回目の訪問になるが、いつも薄曇りな気がする。1回目は10月、2回目は3月でイマイチ色味に欠ける時期なので、次に来る時は春から秋のどこかにしたい。

 

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 フルチョイスオーダーの時に担当してくださったDAさんに会わせたくて連れて行った志季。大人と子供の間にあるような絶妙な美少女っぷりをDAさんもお楽しみいただけたようで良かった。それに志季に着せていた永久薔薇園様のドレスが横浜すみかに続いてここでも好評だった。

 

ドールショウ52戦利品

 ラストの正月休みにドールショウ52に行ってきた。永久薔薇園様のMSDサイズのドレスを購入。以前に購入したSDサイズと近いデザインで(・∀・)イイ!

 実は前回のドルパでも見かけていたのだが、その時は別のデザインの一着を購入していた。今回まで残っていた「ラスト1着」ということで購入した。

 

 さっそくSD13サイズと合わせで撮影。モデルは志季と歩宇。2枚めの写真がお気に入り。レースレースアンドレースだけど煩さや執拗さがなくて上品且つカワイイという驚異的なドレス。しかもお手頃価格。

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 写真、ちょっと暗かったかな?

 

ワイヤレススピードライトコマンダー SU-800

 前々から気になっていたワイヤレススピードライトコマンダーを購入した。オフカメラのスピードカメラをワイヤレスで制御するアイテム。所有のスピードライトがニコン製なので、同じくニコンのSU-800。

 スピードライトはSB-700とSB-R200を1台づつ。横から外光の入る部屋で白い襖を背景にして撮影をしてみた。被写体と背景の距離は20〜30cm。部屋の照明は無し。

 SB-700にはあまり効果の期待できない小さいディフューザーをつけてカメラの横から(被写体の斜め前から)発光。SB-R200は被写体の後に置いて背景の襖を下から照らした。

 カメラはD750。ホワイトバランスは晴天。レンズはAF-S Nikkor 85mm f/1.8G。

 

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 背景のせいか写真館で撮った記念写真みたいになったけど、いまだかつて無いくらいすごくキレイに撮れた。

 あまり凝った使い方はしていないが、使い勝手は難しくなかった。オフカメラでスピードライトの配置を色々変えて撮影すると楽しい。内蔵ストロボをコマンダーとして使うよりも余計な光が無いので扱いやすい。

 もっとシチュエーションを変えて多灯撮影をしてみたい。2018年の方針はこれかな。