きろく

個人的な記録の置き場所。スーパードルフィーに関してがメイン。

背後に広がる黒

 ドールの置き場所がメタルラックまんまでは味気ないので、布でもって飾る…というほど大仰ではないけれどバリバリのメタルラック感は隠したいと、まず手始めに背景幕を作った。ただの黒い幕だけど。
 材料は以下のとおり。

 布:バックサテンという生地で片面はサテンの光沢あり、反対面は光沢なしになっている。リバーシブルで使え   る。
 バイアステープ:布と同色
 ハトメ:両面ハトメの7mm
 Sカン:太さ2mmで長さ19mm。長さはピッタリだけど、口の部分が狭かったので、ペンチで広げた。

 黒い背景をチョイスしたのは、とりあえず色白美肌のドールとパールホワイトのウィッグと白いワンピースが映えるかと適当に考えたから。いずれ白い背景も作る予定。

 仕上がり寸法は、巾110cm×丈140cmとした。
 両端と下端はバイアステープで包み、上端は三つ折りにして10cm間隔でハトメを付けた。
 なにせ裁縫など家庭科の授業以来なので、本屋で見つけた手引書を参考に道具を揃えたりおっかなびっくりミシンを操作したり。
 作るのはただの長方形なんだけど、一辺が長いから、真っ直ぐ切るのも縫うのも神経使うわ。

 で、出来上がったものをさっそく取り付けてみると、真っ黒なので色気が無いけど、これだけでもメタルラック感は薄れて結構いい塩梅。

正面から。これはサテンの光沢あり側。

創作造形©ボークス・造形村

巾も丈も少し大きく取り過ぎたかもしれないが、ツンツルテンになるよりは良かんべ。

斜め前から。

創作造形©ボークス・造形村

真っ暗な背景がかっこいい。

創作造形©ボークス・造形村

サテンなので角度によってはテカってしまう。裏のマット面はまだ試していない。

創作造形©ボークス・造形村


 仕上がりを細く見ると、布が寄っていたり、縫い目が真っ直ぐなっていなかったり、ハトメも綺麗に打ててないなど多くの点で稚拙だが、背景として垂らしている限りは全く気にならない。
 アイロンかけてないから、折り目が気になるなぁ…

 普段はホコリ対策として黒いスケスケ生地を上から垂らして囲っている。

創作造形©ボークス・造形村

 ちなみに照明は秋葉原のピカリ館というLED専門店で購入した高演色スーパースリムLEDライトバーという物。長さは875mmで白色と電球色を1本ずつ使っている。色を混ぜているのは、白色だけだと暗くかんじるし、電球色だけでは色がアンバーに偏るので。コレが想像以上に明るい。多少の発熱はあるけど、1時間点灯させても触ってられなくなるほどの熱さにはならない。もちろんドールには熱は届かない。
電源アダプタ別売りでスイッチが付いていないので、スイッチ付き延長コードを用意して快適。


次は天蓋を作るっちゃ。