きろく

個人的な記録の置き場所。スーパードルフィーに関してがメイン。

遠足 第六回 「城ヶ島まぐろツアー」

 遠足の六回目。

 京浜急行の「まぐろきっぷ」から発案。

 ただし「まぐろきっぷ」は買わず使わず。適当に城ヶ島に行き、適当に歩き回り、適当にマグロを喰らう。

 

 相変わらずの四人で金沢八景駅に集合し、三崎口駅まで。さらにバスに乗り継いで城ヶ島西側の終点に到着。だいたい11時頃。観光案内図にハイキングコース的なルートがあるのでなぞって歩くことにしてみる。

 島の南側。はじめは地層がむき出しの磯エリア。地層が斜めに並び複雑な土地。

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 海沿いをしばらく東に進むと砂地になって歩きにくくなる。ちょうど東西の中間地点あたりにある馬の背洞門から階段を上がって崖の上にあるハイキングコースに出る。東に進む。途中見えた断崖の風景は絶景であった。いつか改めて写真を撮りに行きたいと思う。

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 島の東端にある城ヶ島公園に到着。ちょうど空腹になり出したが、公園にいたおじちゃんが言うには西側に行かないと食事処はない、との話。

 今度は島の北側を通って西側に戻る。はじめにバスを降りた周辺で良さそうな店を探し、入店。

 チョイス失敗であった。

 

 ここから、バスで戻るか徒歩で城ヶ島大橋を渡るか思案していたら、渡し船があった。

岸壁にインターフォンがあり、押せば来るシステム。とは言え「本当に来るのか?」と疑っていたら、通りすがりのおっちゃんが「ボタン押せば来るよ。今は毎日運行してるから」と突然のお導き。素直にボタンを押して待つこと5分くらいかな。一艘の漁船的渡し船が着岸。

 対岸まで300円。大した距離ではないけど船に乗るのも楽しそうだし、大橋を回って島を出るのは面倒くさそうだったからありがたやありがたや。

 しかも対岸はお土産を買うのにちょうどよい「うらり産直センター」の真横に着く。ここで土産のマグロの刺身を購入し、近くのバス停から三崎口駅に戻った。

 天気も良く、風もほとんどなく、とても恵まれた1日であった。

 

 城ヶ島は東と西、北と南で様相が違って面白い。店が多いのは西側。おみやげ物屋には昭和の時代から置いてあるのかと思うような、なんだか懐かしいものが。ものが古いのではなくセンスが昭和な感じ。雰囲気があって良い。変におしゃれを気取ったら雰囲気ぶち壊しだ。

 南側は自然のままの磯と崖で険しい様相だが、北側は鄙びた空気がある。大橋の下に北原白秋の歌碑があったが、ありがた味の欠片もなかった。

 

 あと意外だったのが神社がなかったことだ。弥生時代から人が住んでいたというけど、誰も神社を建てなかったのか。