お迎えでごんす SDM F-20 フルチョイスモデルお迎えレポ
思っていたよりも早くお迎え要請が来た翌日、矢も盾もたまらず天使のすみか横浜店に突撃した。
カウンターで箱入りのドール数体(何のモデルかはわからなかった)を片付けてたのか、展示の準備なのか何かの作業をしていたアドバイザーさんに
「お迎えに来ました」
と、1年前と同じように死神的セリフを伝える。同時にお迎え要請ハガキとオーダーシートを渡す。
隣のカウンターに移って、御開帳の儀。
まずはオプション品の確認。お迎えドレスとサドルタイプのスタンドと追加のウイッグ。ここで、デフォルトにしたウイッグが入荷が遅れていて後日の渡しになると告げられる。まぁ良い。てか追加のウイッグがなかったらどうなってたんだろ?やっぱり入荷してからのお迎え要請になってたんだろうか?入荷後は店頭渡しか郵送と言われたが、店頭渡しを選んだ。
御開帳の儀が続く。
箱の蓋を上げて付属品を確認。後、白い布団を退かし、例の
「ではオーナー様の手で、ご確認下さい」
と言われる。
梱包のシートをめくり、顔が見えた途端にアドバイザーさんが、
「わぁキレイな顔ですねぇ、ホワイト肌にピンクのメークが映えますねえ」
と、やっぱりきたね、このセリフ。キマリ文句なんだろうな。
正直言って、自分的には顔を見てもアイが入ってないからピンと来てなくて、温度差があるのは否めない。
「うん、いいですね」
とか知った風に答えておく。
自分の第一印象は…
- うわぁ…チークとかすげーピンク…
- なんか顎の先っちょにもピンクが差してあるし…
- 口角の塗りが気になるなぁ。
- なんか、眉の角度がイメージより緩いんですけど?
とか。気になる点の方が目立つ感じ。ただ、具体的で確固たるイメージがあったわけではないし、オーダーの時のイメージとか参考写真は飽くまで参考であって、こうでないとダメ!ってものでもない。まぁキレイはキレイだ。それは間違いない。結局、私がオーダーして生まれた子が私のドールという思いがあるので、よほど変でなければOKさ。
でも、きっと20番ヘッドはどんなメークをしても20番ヘッドのままなんだろうなという印象。当たり前だけど。メーク次第で大きく雰囲気が変わるヘッドと、あまり変わらないヘッドがあると思う。頑固なタイプと万能タイプ。20番は頑固だ。オーダー時に密かに狙っていたのは、この「頑固な20番らしさを払拭できるか」だったのだが無理だった。私の負けだ。我が下にやって来たのはキレイで可愛い頑固ちゃんでした。
メーク、ボディパーツ、オプションのパーティングライン消しの結果をチェックして確認終わり。アドバイザーさんが出生証明書に押印する。梱包し直し、会計などをしながらアドバイザーさんと二体目をフルチョするに至った経緯など話をする。「初めは一体で充分と思っていたのに、気がつけば二体目でした」とかね。この「気がつけば」というのがよく聞くキーワード。初めは一体で充分と思っていたのに三体、四体と、気がつけばたくさんいる、とか。手ぶらで来たのに気がつけば大きい袋を抱えて帰る、とか。アドバイザーさんも身に覚えがあるようだ。
そう言えば、以前は回収されていたオーダーシートが今は希望すればもらえるようになったらしく、持って帰るか聞かれた。自分は予めコピーも取っていたしpdfデータも取っていたので今回はもらわなかった。今後はわざわざコピーを取らなくても良いようだ。
帰りの電車はちょうど帰宅の時間帯で、端の車両を選んだが混んでいて難儀した。大きい荷物が他の人に当てないように、蹴られたりしないように注意しながらの帰路。家の最寄り駅を出た時はホッとした。天使の窓ではミニサイズ用の縦型の袋があるらしいが、ぜひ他店にも広げて欲しい。横型の袋はミディでも大きい子と同じサイズの袋だったから、70cmくらいあって混雑時はホントにキツイしトラブルが怖い。
帰宅後、新しくなったお迎え読本にザッと目を通しつつ気持ちを落ち着かせてから御開帳。まずは梱包材を全て外す。
SDミディのF-20フルチョイスモデルが我が部屋に降臨。
で、次にお迎えドレスを着せたのだが、この花鳥シリーズのミディサイズのお迎えドレスは着せ方が難しい。みやの時のメヌエットシリーズは簡単だったのに。トップスの裾はスカートの中に入れるの?出すの?つーか当たり前だけど小さくて難しい。
そしてアイを入れる。ホワイト肌だが、瞳パテはノーマル肌用しかない。でもどうせ見えねぇし。16mmのアイがアイホールにピッタリで隙間なし。視線を合わせて一気に魂が宿ったね。やっぱり目って一番大切だわ。
最後に追加購入の方のウイッグを被せて完了。ウイッグもピッタリのジャストサイズだった。
SD F-26のみやの場合、ウイッグは浮き気味だしアイは目頭と目尻に隙間が空くしでクセが強い。対してミニのF-20は全然クセがない。頑固ながら素直で扱いやすい子である。
そして、いよいよ先輩のみやの隣に。
まず、小さい。知ってたけど改めて、強く思った。
「こ、これが…ミディサイズの魅力なんだな!?」
背比べをすると、SDミディの身長はSD13の肩より少し低い。
そして白い。餅みたいに凄く白い。御開帳の時は特に感じなかったけど、ノーマル肌のみやと並ぶと白さが際立つ。これにサンライト肌とか並んだら凄そう。
「これがホワイト肌の輝きなのか…!?」
肌の色を比べる。みやをお迎えした時は「ノーマル肌でもかなり色白じゃん」と思ったけどさすがにホワイト肌と比べると肌色してる。みやの手はメイクを施しているので生き生きしている。新入りの手も機会を作ってメイクをしてあげたい。
一番嬉しいのは、今まではみやしかいなくて、ポーズを決めてもマネキンみたいに寂しかったのが、二体になると関係性が出来て背景を感じさせてくれるようになった。こんな効果があるとは全く想像してなかったので嬉しい限り。
「こ…これが…スーパードルフィーのポテンシャル…なのか…!?」
みや先輩初の2ショット。小さい子と並んでお姉さんに見える。この写真の方が背丈の違いが判りやすいか…。
あとグラスアイの追視がすごい。すごい見てくる。みやは濃いめの瞳色だったので目立たなかったが、今回は薄い色を選んだもんで判りやすい。
結構広い角度を追ってくるホーミング能力の持ち主。
アップを横からと、
正面から。
垂れ目なのと、ほっぺと唇が少しポテッとしているのが可愛い。眉毛も男の子的な凛々しさが少しあって、結構いいかもしれない。
すごくいい顔をしておる。
さて、名前はどうしようか。もともと考えていた名前が響きは気に入っているが、この子にはイマイチ馴染まない気もして悶絶。デフォルトウィッグが入荷してからゆっくり考えるか。
とりあえずは2体目の子よ、ようこそ!