畦ヶ丸
西丹沢の畦ヶ丸に登ってきた。
電車とバスを乗り継ぎ、神奈川県立西丹沢ビジターセンターに到着。ここからスタートする。
好天に恵まれて、新緑も綺麗。
しばらく、西沢沿いを進む。4箇所の堰堤を越え、沢にかかる木橋を渡る。
沢の水は透明度が高く綺麗で感動した。
西沢を進むと、下棚という滝への分岐がある。
下棚の次には本棚という滝もある。
この2本の滝を長時間露光で撮影したくて三脚を持っていったが、後々にその重量が恨めしく感じるくらいに登りがきつかった。滝を2本見て帰るだけでも十分楽しめると思う。
本棚を過ぎてからすぐに本格的な登山道になり、勾配が厳しくなる。息も絶え絶えにエッチラオッチラ登っていく。
なにやら甘い匂いがすると思ったら馬酔木がたくさん咲いていた。「畦ヶ丸」の名前は頂上付近に多い馬酔木に由来する説もあるそうだが、ここでしか見なかった。
ツツジもアチコチで咲いている。トウゴクミツバツツジというらしい。
やがて善六ノタワに到着。この時点ですでに限界を感じているが、畦ヶ丸までまだ残り1.7kmもあるのかと…
このあと終わりの見えない登りがダラダラと続き、何度も立ち止まりながら13時頃にようやく頂上に到達。後半はかなりキツかったが、予定通りの時間。頂上は狭いし特に眺望もイイわけではない。
でも富士山は少し見えた。
30分ほどの昼休憩をとって下りに入る。
尾根で小さい桜が咲いていた。桜は何箇所かで咲いているのを見た。
下りは下りで勾配がきつく、疲れた足に堪える。さらに転ぶと恐ろしいので写真の数が激減する。
沢沿いに出て、ミツマタがたくさん咲いていた。
一軒家避難小屋の近くで一株だけ変な植物が生えていた。後で調べたらマムシグサとかいう有毒の植物だそうな。
季節外れに暑い日だったので、日焼け止めクリームと汗で顔がザラザラしてたが、沢の水で顔を洗ったのでさっぱりして気持ちよかった。