きろく

個人的な記録の置き場所。スーパードルフィーに関してがメイン。

北海道旅行2日目 その4

 おちいし岬パスは落石駅から灯台山まで来て、灯台山の中は旧落石無線電信局、落石岬灯台、落石岬を結ぶ三角形になっている。ルートマップでは電信局の次は落石岬に行く順序になっているが別にどっち周りでも問題ない。

 

 落石岬を後に進む。道の横にモニタリングステーションまで伸びる電柱が並走する。道はモニタリングステーションの関係者が車で通ったと思われる轍の道で、小石の浮いた砂利道。歩きにくい。

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道の脇に生えている草の葉が全部同じ方向を向いていた。風のせいか?

 

 一旦、帰りルートから外れてアフラモイチャシ跡というアイヌの遺跡に足を向ける。

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グーグル・マップの航空写真を見ると、真っ直ぐな「何か」が見られるが、それが何であるかは分からなかった。壕か土塁だろうと思っていたが、土塁だった。

 道はチャシ跡とは別方向に伸びており、それに気づかず結局チャシ跡には行きそびれてしまった。

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道の先まで行くと、こんな所に至る。

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落石岬も見える。この辺は笹が深いのでルートを外れるとけっこう歩きにくくなる。

 

 元の帰りのルートに戻る。電信局の手前でまた小さな谷があって、水たまりになっていて何やら花でも咲かせそうな植物が生えていた。

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岬の中のコースも終りが近い。

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灯台山に滞在した時間は2時間半くらいだろうか。予定より少し早い。もうちょっとゆっくりして良かったかと、もったいない気分。 

 

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灯台山に登る坂を登りきった所ではこんな小屋も並んでいる。たぶん漁業関係の小屋と思う。この殺風景な感じがなんとも言えない。

 

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 15時前、灯台山を降りて駅を目指す。天気予報通り空が曇ってきた。

 落石駅から16:33の釧路行の列車に乗る。この日の日没は16時頃だが、時間は十分にあるのでゆっくり歩いて戻ることにした。

 

 振り返ってみると、この岬の中では誰一人として見かけることはなかった。