現像ソフトの比較
現像ソフトはNikon ViewNX-IとDxO PhotolabとAdobe lightroom6を所有している。Capture NX-Dもあるけど操作性に失望を覚えるので使っていない。lightroom7以降はサブスクリプション版のみというふざけた態度が気に入らないのでアップグレードする気は微塵もない。とりあえずMacOS Mojaveではまだ使えたが、いずれ使えなくなるだろうから、その時が縁の切れ目だ。いっそさっさと消え失せてしまえばいいのに。
まず、各ソフトによる出力の差を見てみる。
基準とする、ViewNX-Iの撮って出し。
lightroomの補正なし。ViewNX-Iに比べて暗い。
Photolabの補正なし。lightroomの補正なしよりも暗い。
中央少し右下の部分の等倍画像。ソフトからの出力ではなく、作業画面をスクリーンショットでキャプチャし、さらにpngからjpgに変更している。ソフトによって作業領域の大きさが異なるので、画像のサイズも少し異なる。
これはViewNX-I。
lightroomの補正なし。
lightroomの補正あり。カメラとレンズのプロファイルを適用。
少し明るくなってViewNX-Iに近づいた。
Photolab補正なし。
Photolab補正あり(DxO Smart Lighting、カラーマネジメント、レンズディストーション)。DxO Smart Lightingを適用すると、かなりViewNX-Iの明るさに近くなる。
Photolab補正あり+ノイズ除去。
明るさの近い状態で背後の空を比較すると、ViewNX-Iが一番ザラつきが少ない。次いでlightroom、Photolabの順番かな。
色味はlightroomとPhotolabの両方ともVieNX-iより若干オレンジっぽく見える。
一番使いやすいのはViewNX-Iで軽快だが、いじれる項目が他より少ないのと、レタッチができないのでセンサーやレンズに付いて写ってしまったゴミを消せないのが不満。
lightroomは初めに画像ファイルを読み込む必要があるのは面倒だが、使いやすさは一番良いし、現像の際に透かしを入れられる。一方でサブスクリプション版のみというのは万死に値する。古今東西の神々には是非ともAdobeを死滅せしめてもらいたい。あとAdobeスタンダードの色が汚いのが凶。
lightroomとPhotolabは現在表示中の画像を別の画像に切り替えたときに、補正の適用で若干とはいえモタつくのが不満に感じる。
Photolabは使い勝手に問題ないが、lightroomみたいにファイル管理に適した作りではないので一歩劣るのとノイズ気になる。ViewNX-Iとlightroomは自然な調整を行いやすいのに比べて「手を加えた感」が出やすい気がする。
基本的にはViewNX-Iを使って、必要に応じてlightroomかPhotolabを利用する感じか。