Voigtlander NOKTON 58mm F1.4 SLII N
我は夜の名を授かる者
一夜を開け放つ者
世の有様を写し撮る者。
なんてな。
フォクトレンダーの単焦点のマニュアルフォーカスレンズ、NOKTON 58mm F1.4 SLII Nを購入した。初めての非純正だしF値1.4もMFも初めて。
チャコールグレーの箱。ニコンの派手な箱よりも随分カッコいい。
このレンズを選んだ理由は、
・F1.4を試してみたかった。
・マニュアルフォーカスレンズを楽しんでみたかった。
・安かった。
な感じ。
重量320gあってズシリとする。フォーカスリングはシットリとした感触で気持ちいい。最短撮影距離の0.45mから無限遠までは半周以上回す必要がある。しっかりピントを合わせるにはこの方が良い。レンズキャップはなんか貧弱ですぐに外れそう。
大口径の大きな前玉。
購入を決意した頃には、何処の店舗でも「お取り寄せ」になっていた。値段的にはカメラのキタムラが安かった(と記憶している)ので近所のキタムラで注文したのが7月9日。注文した時に「だいたい1ヶ月以内には入荷すると思う。2ヶ月以上入荷しないようならメーカーから何か連絡があると思う」って聞いていたが、2ヶ月が経つ頃に後継機のSLII Sの発表とSLII Nの生産終了が公式に発表された。
「あぁ、こりゃ手に入らないか…」
と諦めて、お店に行くと
「まだメーカーからは連絡がないので、入荷の可能性はある」
との話。
それからさらに1ヶ月。注文から3ヶ月。仕事中に連絡が入って「入荷した」と言うじゃないか。多分、最後の注文分を生産して完了なのかな。すっかり諦めていてホントに入荷するとは思っていなかったから、天使の里に行ったりフルチョイス(この2つはもともと予定していたけど)したりサブカメラ買ったりして
「今後、当分は散財を控えなくては」
と思っていたのに…
解放だと減光もそれなりに大きい。f2.8くらいから気にならなくなると思う。解像感はf8.0がピークかと。
f 1.4
f 2.0
f 2.8
f 4.0
f 5.6
f 8.0
SD13 F-58フルチョイスレポ in 天使の里
さる筋から聞いた話では、この夏の特別フルチョイスでSD16のサイズが選べた期間は「開館時間よりもだいたい30分前までには並んでおかないと、枠が埋まってフルチョイスできなくなる可能性あるくらい繁盛している」と言っていた。しかし今回は特別フルチョイスどころか特にイベントもない日を選んだので、開館時間ちょうどくらいを狙って行っても問題ないだろうと考えていた。実際、開館時刻直前に到着したが、里の入り口前には開館待ちの人が3人(男女二人連れと女性一人)いた。間も無く11時となりオープン。入館受付をしたら真っ先に地下のフルチョイスオーダールームへ。その入り口にいたスタッフさんに
「フルチョイスしたいんですが」
と告げて、座席に案内される。このスタッフさんがそのままドールアドバイザーさんとして担当してくださった。明朗でニコニコと笑みを絶やさぬ印象に加え「あぁイイですねぇ」が口癖っぽかった。開館待ちで先に並んでた3人も席についていた。天使の里はフルチョカウンターが4席あるようだ。隣との距離は十分に空けてあるが、仕切りなんかは無いので話し声は注意を向ければ聞こえる。声が大きめなら意識しなくても聞こえるだろう。オーダーの内容を人に聞かれる事に恥ずかしさを感じる人だと、ちょっと抵抗があるかもしれない。右も左も、建物どころか敷地全体を見ても同好の士しかいない(はず)のだから恥じる必要なんて微塵もないのだけど。
天使のすみか横浜店の旧店舗と現店舗、天使の窓、天使の里でそれぞれ1回ずつ、合計4回のフルチョイスを行なったが、一番落ち着いて臨めるのは天使の窓かな。フルチョカウンターは1席で地下にあって、あまり他のお客さんの出入りが少なく席自体が少し奥まったところにある。以下、天使の里。天使のすみか横浜店の旧店舗。天使のすみか横浜店の現店舗の順。
フルチョは4回目、ということで始めの諸注意の案内は簡単に。で、いきなりお迎え方法を聞かれた。やはり里は各地から来客するだろうから郵送とか多いのかな。かく言う自分も、自宅発送にしてもらった。さすがに2ヶ月後にまた里に来るのは厳しい(来たいのは山々だが)し、天使のすみか横浜店までの往復交通費と郵送費用が同程度だったので、自宅お迎えを体験してみるつもり。
サイズはSD13。女の子。
ヘッドは予てより憧れだった58番。いざ京都に行くことを決めてからは、やっぱり34番にしようか?43や56や63、64、65もイイなとか迷いがあったけど、最後は58番に落ち着いた。先日のすみかフェアで58番がすみかフルチョに降りてきて、ちょっと拍子抜けしたけど。
肌はみやと同じくノーマル肌。ショーケースの中に並ぶサンライト肌のサンプルに
「サンライト肌は削ったりすると、その部分が白っぽくなる可能性があるからね」
的な注意書きがあった。サンライトも気になるっちゃぁ気になる。
ウィッグ。
種類が多くてカタログを見ていてもワケワカラン感じ。とりあえずパールホワイトがラインナップから消えて寂しいが、今回は予めゴールド系を考えていたのでアイボリー、ハニーゴールド、シナモンゴールド、ナチュラルゴールドを色見本として出してもらい、そこからスタイルを探る。ロングスタイルで前髪が目を隠さない程度の長さで検討した結果、セミロングカールのハニーゴールドをチョイス。さらにパールシルバーのワンカールとナチュラルのシャギーストレートを追加。全部長ぇ。
グラスアイ。
ハンドブック2016を見ていてキレイだと思った白灰とゴールド系を考えていた。里限定カラーの琥珀色がオレンジっぽいゴールド系であった。
16mmと18mmを試着してもらい、18mmだと隙間がほとんどできなかったのでサイズは18mmで、瞳孔が小さめの方が大人っぽい感じなので18/9mmの白灰にした。オーナーチョイスで琥珀色に似た色の18/9mmを追加した。瞳の取り付けはしない。
まつげ。
『フルチョイスハンドブック2016』を見ていて気づいたのは、WT-7をつけられている子が多い。そのことをアドバイザーさんに話したら
「そうなんです。ボークスの子はほとんどWT-7になってます」
だって。いちばんオーソドックスというかオールマイティな感じらしい。
「迷ったり分からなかったらWT-7を選んでおけば間違いないです」
的なことも言っていたと思う。その通りWT-7のブラックを内付で。
ボディ。
S(Special)胸、M(marvelous)胸、L(Legendary Love)胸と里限定の精霊ボディから選べる。みやがスペシャルだったので今回はマーベラスをチョイス。MとLを並べて比較させてもらったが、違いをあまり感じず、別々に見たら区別できないかも。
ハンドパーツと腕。
ハンドパーツは里限定の14、15、16を考えていたが、これが実は男の子向けのハンドパーツらしく、ちょっと大きくてゴツい。まぁ、試しにSD女の子ボディに付けてもらったら、それほど気にはならなかったが。結局、里限定の12とフルチョ限定の11とやっぱり気になった15にした。12はワンオフとかに使われるボークスの標準ハンドパーツらしく、捲り上げたスカートの裾を掴ませたりとか使い勝手がいいらしい。11は指差しスタイルでポージングで遊べるかと思って。
腕はSD13サイズでポージング重視の二重ヒジ。
フットパーツ、脚。
フットパーツは普通の足とロング脚。追加はなし。SD13だとすわりっこがないのが残念。
テンションゴムはややきつく。
オプション類。
お迎えドレスと下着を共に女の子用で。
里帰りサービス
パーティングライン消しとコーティングと自立パーツ取り付けと追加パーツのパーティングライン消しのフル注文。
「全部お選びいただきましてありがとうございます」
とか言われちゃった。
メイクオーダー。
ハンドブック2016に掲載されていたメイクを参考にツギハギで。
アドバイザーさんから何回か言われたのは、
「さすが4回目で慣れてますね」とか「かなりハンドブックを読み込まれたんですね」とか。
前回の窓で行ったフルチョはベースの子にそっくりそのままだったので簡単だったが、今回はツギハギなので悩みながらのオーダーだった。なかでもアイメイクは一番時間がかかる。アイメイクのグロスは下まぶたを普通、上まぶたはアイライン上にだけ描くのが最近の流行なのだそうな。艶もありつつ写真を撮るときにキラキラしすぎず邪魔をしないというのが理由みたい。
毎度のことながら最終的にはメイクのスタッフさんを信じるということで、どんな子がやって来てくれるのか、楽しみ。
会計まで含めて、だいたい2時間くらい要した。
発注が10月1日なので11月末から12月初旬にはやってくるだろう。
その前にミディの36番のお迎えがある。こちらは原宿までお迎えに上がる。12月のドルパはミディ36番とSD13の58番の服がメインになるか。
窓の36番も今回の58番も名前は考えてある。実際にお迎えしてしっくりくれば良いが、りんの時はボツになったので考え直して、決定まで1ヶ月かかった。
あとは場所か。みやとりんと並べられるスペースを確保するのはもちろんだが、箱をどうするか…
今回『フルチョイスハンドブック2016』を持って行くのを忘れてしまった。巻末の割引クーポンを使い損ねた事と、フルチョルームに展示されていた最新のヘッドの展示モデルを見損ねたのが心残り。
天使の里訪問
「天使の里へ遊びに行こう」と春頃に決めてからお金を貯めて半年。予算ゲージも十分に満ちたので解放してやった。
上洛の足はもちろん新幹線だ。新横浜駅に入っているJR東海ツアーズにて新幹線の切符を購入した。フリーツアーなので圧倒的に安い。往復グリーン車にして、みどりの窓口で購入するよりも1万円以上も安くなった。
10月1日土曜日。週半ばの天気予報では雨と言われて、前日でもなお微妙な予報だったが、当日は早朝に少しパラついただけで以後は濡れることはなかった。
昨年の3月以来となる天使の里。今回の訪問で二度目。前回は旅行のついでに寄ったのでドール連れではなかったが、今回は里訪問が目的なので他の観光は一切なく、みやを連れて行った。
往路の車窓から田んぼの畦や土手にたくさんの彼岸花を見た。なぜ彼岸花は凛と静かで華やかでありながら、同時に物悲しくノスタルジックにさせるのか。
9:47に京都駅到着。まだ時間に余裕があるから朝ごはんで腹ごしらえ。京都名物のニシンそばを食べてみた。なぜニシンの甘露煮をそばにぶち込んだのか?というのが感想。ニシンのしぐれ煮ご飯をセットで付けたが、こっちは美味かった。あと昆布?の付け合わせ?も美味かった。
里の入り口には開館待ちの人が3人(男女二人連れと女性一人)いた。間も無く11時になりオープン。入館受付をしたら真っ先に地下のフルチョイスルームへ。
フルチョのあとは、みやをキャリングバッグから出して、撮影。
入館してすぐにある来訪記念撮影スペースで記念撮影
4階から庭を見下ろす定番(?)の構図。
軽く撮影をしてから、天使の里工房へ。
みやのゴムが緩くなっているのか、首と股関節がカクカクしやすいので相談に。特に首は保持力が弱い。工房のドクターに診てもらうに、ゴムは左右の脚でバランスが崩れているとの事で調整をしてもらった。さらに首はKIPSをワンサイズ大きいものにしてもらった。少しだけはみ出すけど、覗き込まないと見えないレベルで全く気にならない程度だしウィッグで隠れるし。首を動かすのがけっこう重くなったけど、保持力が生まれたての赤子レベルから過酷な横Gに耐え続けるF1レーサーレベルにアップした。
これは天使の里工房の撮影スペース。他のお客さんがいなくて独り占め状態で撮影できた。
庭で。水面のきらめきがいい感じに後ろから照らしてくれた。
睡蓮の花。
撮影は1階から4階までと庭、工房と撮影できる場所全てで撮ってきた(と思う)。地下のショップではディスプレイアイテムと、こまめおじゃみ(ボテっとしていてかなりカワイイ。おじゃみとはお手玉のことらしい)とつまみ細工の髪飾りと購入。購入にあたり、おじゃみも髪飾りも個体差が大きいからと、スタッフさんが在庫分を並べて選ばせてくださった。
3階のアトリウム。
同じくアトリウム。みや初めての鏡。
SD専用施設なので、(撮影可能エリアに限りだが)なんの気兼ねもなく撮影できて嬉しい。
接するスタッフさん皆さんが感じよく、開館の11時から閉館直前まで、たっぷり6時間弱も滞在してしまった。喫茶室で飲んだコーヒーがかなり薄口だったのが唯一のズッコケ要素か。以前来たときに飲んだコーヒーは普通だった記憶があるが。
フルチョイスは盛況のようで、頻繁に順番待ちの呼び出しが案内されていたし、1階の広間では待機中の人が絶えず居た気がする。
1階のブビンガ大テーブル。
控えの間では、かわいいコーディネートモデルたちが。ヘッドの種類は30番代を中心に色々あった。
今回はSDを連れて歩く用のバスケットを借りたが、連れているのが1体の場合は抱いていた方が楽かも。複数連れなら有用だろうけど。
この日の服は
・異形姫さんのカチューシャ
・ボークスの女子高生セットのブラウスとパーカー
・コスプレ工房☆エスカイヤクラブさんの「お散歩」のスカート
・ボークスのロングブーツ
・ディーラーさん失念のネックレス。
スタッフさんから「秋らしくて可愛いですねぇ」とお褒めの言葉を頂戴した。お世辞かな。でも嬉しい。
里のスタッフさんは工房のドクターが唯一男性で他は女性しか見かけなかったな。女の園なのか、なんかすごい。
京都は遠いが、天使の里はやはりSDオーナーには良い場所だ。「是非また遊びに来よう」と帰りの新幹線で駅弁を頬張りながら考えた。
Nikon1 J5 ダブルレンズキット購入
かねてより「サブカメラが欲しいなぁ」と思っていたこともあり、天使の里訪問前に、急にNikon1 J5のダブルレンズキットを購入した。
里訪問の3日前。いつもより1時間早く目覚めて、何故か目覚めるや否や急に、いつものフルサイズ機のカメラを持って里に行くことが億劫に感じた。やおら、ネットショップでミラーレス機の価格やら在庫を調べて、とりあえずマップカメラでNikon1 J5のダブルレンズキットを翌日着予定でポチる。
これを選んだ理由は
・安い
・コンパクト
・メインカメラのD610と同じニコンのカメラ
だからだ。
ニコンのキャンペーンで8GBのマイクロSDが付いて来るが、容量が心細かったのでついでにアマゾンでマイクロSDの16GBを注文。同日着予定。
翌日。
仕事から帰宅後、マップカメラから届いたNikon1 J5ダブルレンズキットとアマゾンから届いたマイクロSDの16GBを受け取る。
あと、注文したことをすっかり忘れていたBUCK-TICKのニューアルバム『アトム未来派No.9』も一緒に届いたので、計3個の荷物を受け取った。『アトム未来派No.9』(カッコよくて素晴らしいアルバムだ!)を聴きながら、新しいカメラを取り出す。
Nikon1 J5はサブカメラとして小型軽量であることに主眼をおいたチョイス。ミラーレスカメラ(ニコンはレンズ交換式アドバンストカメラと言っているが)の中でも小さいし当然軽い。一眼レフに比べると使い勝手はスポイルされているが、画質は良くて値段を考えれば十分な性能と言える。
そんなことはともかく、とにかく小さくて軽い。
メインカメラのD610が850g(バッテリー等含まず)でAF-S 50mm Ff1.8Gが185gなので、合わせて1035g。標準ズームのAF-S 24-70mm f/2.8G(標準ズームはこれしか持っていない。デカくて重いニクい奴)だと900gもあるので、D610に合わせると1750gにもなる。
方や、J5は265g(バッテリー等含まず)で1 Nikkor18.5mm f/1.8が70gで合わせて335g。上の50mmとの組み合わせの1/3にも満たない。(フルサイズ用の大三元標準ズームと比べるのはナンセンスかもしれないが)キットレンズの標準ズーム1 Nikkor 10-30mm PD-ZOOMは85gなので、合わせて345gだ。上の組み合わせの1/5以下だ。実際、家を出てから天使の里についてまた家に帰り着くまでの間、重さも大きさも一切全くこれっぽっちも苦に感じることはなかった。
18.5mm f/1.8(35mm換算 約50mm)+J5と50mm f/1.8G+D610を並べる。それぞれレンズフード付き。
使い勝手については、もう少し使い慣れたいところだが、すくなくとも一眼レフより使いやすいということはない。特に自分はフォーカスを合わせるのが面倒くさく感じる。
画質は良い。とても良い。裏面照射型センサーと処理エンジンの効果だろう。
キットレンズのPD-ZOOMはよくない。電源を入れるたびに広角端から始まるのが鬱陶しいし、ズームの操作にモーターが絡むと操作感が気持ち悪い。
ファインダーを覗いてメカシャッターを切るのが好きなので、液晶画面を見ながらエレクトロニックシャッターを切るのは面白くない。この辺はコンデジで撮影している感覚とまったく同じで味気ない。まぁそれは購入する前から承知していたことなので問題ではない。非常に安価な製品なので仕方のない話だ。チルト式の液晶画面は「そんなに使わないだろう」と思っていたが、使ってみるとなかなか良い。ファインダーがあるとハイアングルでもローアングルでも何とかファインダーを覗きたくなるが、もとよりファインダーがないので存外、積極的にチルトを活用する。特にローアングルは楽に撮影できる。
ファインダーもないしシャッターは電子式だし操作性も一眼レフに劣る。が、値段はとても安価で画質は高画質。値段が安いのだから仕方のない面もあるけど、これなら十分だろう、と言える。「仕方なし」と妥協するのではなく、「十分だ」と割り切ることができる。少なくとも私は。
ただレンズの種類が少ないし、こちらは別に安くない。とりあえずパワードライブじゃない標準ズームは出して欲しい。
以下の写真は全てダブルレンズキットの18.5mm f/1.8で解放(とその付近)で撮影した。
玉ボケは輪郭が残っている。
花弁の質感をしっかりと写している。
立体感をよく描いている。
家の近所で黄色い彼岸花が咲いていた。
ロングスカート最高
先日の、天使の窓でのフルチョイスから帰宅したら、小包が一つ届いていた。
以前、ドルパでりんの服を購入した「コスプレ工房★エスカイヤクラブ」さんに6月後半にオーダーしていた服が仕上がって送られてきていたのだった。オーダー品なので納品まで1.5~2ヶ月と案内を頂いていたが、気持ち早いくらいで届いたか。
60cmサイズドール服「お散歩」。オフショルダーカットソーとロングスカートのセット。 かなり好みのデザイン。というかロングスカートが大好きなので、それだけで100points!!しかも安い。
商品説明にはカットソーは足から通して着用し腕を外して通すと着せやすい。とあったが、ストレッチ素材なので腕をつけたままでもまったく苦も無く着せられた。
う~ん…なんて言うかな。「かっこいい」?なのか、「きれい」?なのか。
とにかく「ステキ」です。
みやに、よく似合います。ちょうど今被せているウィッグとも合うし、ドルショで購入していたネックレスも合う。
オフショルダーの肩出しトップスにセクシーさと派手さがありながら、それをロングスカートと色味で抑えていて (・∀・)イイね!!
思わず顔文字を使ってしまうくらい (・∀・)イイね!!
みやはS(special)胸だからスレンダーで似合っていてかっこいい。
蝶々柄の黒いソックスも一緒に注文していた。ソックスというにはちょっとセクシーではないか?靴はお迎えドレスのシューズが合っていた。
「お散歩」という名の由来は不明。しかしこんな服を着たお姉さんが、秋も深まる頃に黄色く染まった銀杏並木で犬を連れて散歩なんてしていたらステキすぎて腰が砕ける、と思うと納得のネーミング。
この大人っぽいデザインと落ち着いた色がイイだろうと思ったのだが、あまりにも好みにハマりすぎたので、勢いに乗って同じ「お散歩」の色違いを注文してしまった。こっちはオーダー品ではなく在庫品だったのですぐに届いた。
SDミディ F-36 フルチョレポ
去る8月11日。天使の窓では初のフルチョイスを行った。フルチョ自体は3回目だから特に緊張とか不安は無いね。あんまレポっぽくねぇけど、今回のフルチョイスにまつわるエモーションをここに記す。
過去2回のフルチョイスは「フルチョイスしちゃおっかなぁ」って思い始めてからしばらくはアレやコレやと調べたり考えたりして、それらが固まってきたらようやく決行だったが、今回は衝動的というかアクシデント的というか、そんな感じのフルチョイスだったので早かった。
ま、フルチョイスをすること自体は決めていた。10月頃に京都に行く予定でいるので、里でフルチョイス。SD13でF-58あたりを考えていて、同時にSDMでF-29かF-37…なんて。
そんな計画をぼんやり思案していた2016年の夏のある日、天使の窓でF-20のコーディネートモデルがお披露目されているようなので見に行ったのだ。F-20はりんと同じだけど、同じヘッドのメイク違いが並んでいるのもいいよなぁと。もし良き出会いがあればお迎えも辞さない覚悟を据えて。実際にお迎えとなれば里でミディサイズのフルチョイスはなくなるけど、それはそれで問題ないし。
お迎え待ちのF-20女の子は2体いて、けっこうイイ感じだった。コーディネートモデルだからメイクはどちらも同じメイク。実はこの時点ではコーディネートモデルをお迎えする気満々だった。フルチョイスより安価にお迎えできるしね。だが、そこに待ったをかけたのが店長さん。もちろん店長さんは「ちょっと待った!」なんて言わない。
「コーディネートモデルのお迎えを検討されていますか?」
って感じに普通の接客で話しかけてくだされた。
「今、期間限定パーツのフルチョイスもやっていますよ」
と誘導されて視線を向けた先にいたのが、2016年夏の期間限定パーツであるF-36のサンプルモデル。2016年7月4日付で天使の窓から発せられた「天使のすみか便り」に写真が掲載されている子。
「…なんて可愛いのかしら…」
コーディネートモデルをお迎えするか、F-36をフルチョイスするか揺れる想い。店内をウロウロしてモデルの子らを眺めては悩みつつ店長さんといろいろ話をさせていただいた。
窓にやってくるコーディネートモデルは基本的にフルチョイスで選べるヘッドの子が来るが、イベントの時などは里限定ヘッドもくる。あとフルチョイスでも選べないヘッドの子が来ることもある。どのヘッドが来るかは実際に窓に届くまで店長さんも知らされず。
PSサンライトは夏になるとよく登場するが、冬に登場したことも一度だけあったとか。サンライト肌の女の子も一度だけF-18ヘッドで登場したことがあるが、それ以外はF-20の男の子だけしかいたことがないとか。
アイの色とサイズはデータがないのでまったく不明らしく、販売されていない色のアイが入っていることもあるし、ミディはだいたい16mmだが時々別のサイズの子がいたりして実際に取り出してみないとわからない、など聞かせていただいた。
横浜SRの店長さんも話しやすい方だが、窓の店長さんも話しやすい方でした。
30分ほど悩んだが結局その日は決めきれず、答えを保留。
「近いうちにまた来ます。多分36番でフルチョイスをやりに」
と捨て台詞を残して帰宅。保留としつつ、F-36をフルチョイスで固まっていたのだ。ただ、今まで気に留めたことの無いヘッドだから改めて調べてみたかった。ちょっと時間が欲しかった。それに窓でのフルチョイスは予約優先制で、その日はだいぶ後まで空きがなかったみたいだし。家に帰ってからは、パーツ選びをして自己見積もりの妄想プレイ。りんの時より費用は大きい。追加オプションはりんにも使えるからいいけれど。
それから3日が経ち、気持ちに変わりが無い事を自己確認し、天使の窓に予約の電話。
仕事からの帰り道、19時過ぎ。薄暗い公園の中をトボトボ歩きながら天使の窓に電話をかける。
「フルチョイスの予約をお願いしたいんですが」
と、開口一番、届けこの思い。
まず聞かれたのは希望日。
「明後日の11日がいいんですが」
そんで、その日の予約可能な時間帯を教えてくれる。今回は朝一番の11時と17時が空いているとのことだったので、
「11時からでお願いします」
とした。それ以外の時間帯は全部埋まっているということか。勝手な考えだが一人あたり2時間くらいの想定で組まれているのではないだろうか。ということは…私の後の2コマが埋まっている計算だから…多いということもないか。
次いでフルネームと電話番号を聞かれ、復唱される。
予約の日時、名前、電話番号。
これだけあれば予約としては十分だろうが「参考までに」ということであろう、「決まっていれば」という前提でフルチョイスの内容を問われる。
サイズは?…SDミディをな。
男の子か女の子か?…女子一択よ。
ヘッドは?…36番である。
肌の色は?…ホワイトだ。
メイクの資料の写真などはありますか?…無いもせぬ。が、今まさにコンシェルジェカウンターの横に展示されているSDM F-36のサンプルモデルのメイクを所望であるぞ。その場合は写真とか必要無いですよね?
「はい、こちらで資料を用意いたしますので大丈夫ですよ」
てな具合。
あと、お店は11時開店なので、電車遅延などで遅れる場合は11時過ぎに連絡をくれれば、多少遅れても大丈夫ってことだった。
8月11日。ようやくここからフルチョレポ。
11時前、天使の窓、到着。少し待機。のち、入店。地下1階、フルチョイスカウンター、直行。予約している旨と名前を告げてアドバイザーさんに挨拶。席に案内される。店長さんもいて顔を覚えていてくれたのか
「36番ですか?」
とニヤニヤされながら聞かれたので、ニヤニヤしながら「はい、そうです」と応じる。
まず、フルチョイスに関しての注意事項の説明を受ける。りんの時と同じ内容だが、丁寧に説明されるのでしっかり聞いておく。
パーツのチョイスからスタート。サイズ、ヘッド、ボディ、肌の色は予約電話の際に伝えていた通り。
「では、まつげはどれにいたしますか?」
とカタログのまつげのページを開いて見せるアドバイザー氏。
「上にいるサンプルの子はどれっすかね?」
と聞くと
「あ、ちょっと確認してきますね」
と、席を立って確認に向った。すぐに戻ってきて
「このクロスしているタイプのブラウンですね」
で、それに決定。まったくチョイスしてない。
次にグラスアイ。現物からのチョイスで最大2セットを追加可能。今回の一番のメインかもしれない。ただし、追加ができるのは現物チョイスからのみで、通常ラインナップの中からの追加はできないそうだ。通常ラインナップのアイが欲しい場合はそれをデフォルトのアイにして、現物チョイスを追加にすればよい。いずれにせよ通常ラインナップのアイは最大1セットしか選べないことになる。追加は1セット6800円。
今回は現物チョイスから3セットフルに選んだ。デフォを金茶系にして薄い水色(確かネオジウムだった)と…何だったっけ?オーダーフォームにも色名は記載されないし、色々見比べたから忘れてしまった。お迎えするまで不明だ。たしかやや濃いめな色だったような…
アイの16mmと18/9mmは瞳孔と虹彩の大きさは同じで白目部分のサイズだけが違うということだった。ミディはだいたい16mmだが、18/9mmから選んでも装着に問題は無いみたいなので、3セット中2セットを18/9mmからチョイス。みやのデフォルトのアイは18/9mmなので、みやにも流用可能でウレシウス。今にして思えば、色ばかり気にしていて瞳孔や虹彩のサイズのバラつきとかクオリティ面をまったく気にしていなかった。そんな変なのは無かったろうけど。
ウィッグは好きだったパールホワイトがラインナップから消えてしまった今、何を選んで良いのやら解らず、自我を失いかけていた私だが、36番ヘッドは色の濃いウィッグの方が似合うと勝手に解釈。ロングナチュラルウェーブのピーチクリームに決定。そこまで濃い色では無いけどピンクとオレンジの混ざったような可愛い色で惹かれた。ただ、この色のLNWがSDサイズしか置いて無くて被せた姿を確認できなかったのが少し不安。サンプルモデルと近い感じだから問題はないだろうけど。せめて別のスタイルを被せてもらって近い雰囲気だけでも感じておけば良かったなぁ、と今さらながら悔やまれる。サンプルモデルと同じピンクブラウンのLNWも買っておくかな。追加でショートのスタイルをと思い、ボブ系のスタイルを試してもらったがあまりパッとしなかったのでやめにして、りんのデフォウィッグで好きなスタイルのハーフアップミドルウェーブを追加。色はコパー。その名が示す通り銅の色だが、ちょっと暗めの銅色かな。
腕は普通、足はロング、フットパーツは指閉じタイプ。ハンドパーツは軽く握ったフルチョ限定の3番。アドバイザー氏によると3番は人気が高いらしい。
「かわいいですからねぇ」
だって。あと4番を追加した。4番は通常販売もされているけど、後で買うのも面倒臭いしパーティングライン消しのオプションも付けられるし、せっかくだから。本当は9と10を追加したかったんだけど、里限定なのだとかで選択肢すらなかった。ちなみにコーディネートモデルは6番のハンドパーツらしい。6番もフルチョイス限定パーツ。
テンションゴムは、りんの時は普通のテンションでオーダーしたのだが、股関節が弱いのか突然お辞儀したりしてびっくりさせられるサプライズっ子になったので、今回は「やや」きつめにした。
里帰りサービスは、全身パーティングライン消しと全身コーティング加工。追加したハンドパーツのパーティングライン消し。お迎えドレスもキャリングケースもスタンドもなし。
このあといよいよ、フルチョイスの本丸であるメイクオーダー。だが今回は天使の窓に展示されているサンプルモデルの通り。以上。
メイクオーダーシートもシンプル。全体のイメージ・性格はサンプルモデルがベースで、メイクの濃さも同様。アイメイクもまつげも口元もチーク・シャドウもベースの通り。
唯一、サンプルモデルと違うのは目元のグロス。サンプルモデルはグロス無しだが、軽く差別化も兼ねて、私の子には二重まぶたと下まぶた両方ともグロス有りにした。グロス有りだと写真に撮った時に目がキラキラした感じになるそうな。瞳の取り付けは無し。まつ毛は内付け。
リップのグロスはサンプルモデルがたっぷり「ぷるぷる」なので、こちらもたっぷり「ぷるぷる」で。唇の縦線は有り。ソバカスもホクロも無し。
これはりんの時のメイクオーダーシート。各項目で色々書き込みがある。だいたい「ここはこっちのメイク、そこはそっちの…」みたいな継接ぎの内容。
あとはオーダー内容を確認して、会計。
今回は自己見積もりで予め額の想定はしていたので、現ナマで耳揃えて全額前払い。
過去2回のフルチョイスではそれぞれトータル2時間くらいかかっていたが、今回はメイクオーダーがあっさりだったので、1時間ちょっとで終わった。
初めて天使の窓でフルチョイスを行った。1階と2階はお客さんの出入りが頻繁にあるがフルチョイスのカウンターは地下1階にあるので、落ち着いてフルチョイスに臨めて良い。一方で自分はといえば、グラスアイのクオリティ面に注意を欠いたり、ウィッグ選びの時に臨機応変に出来なかったり腑甲斐無し…
ただフルチョイスも3回目で慣れがあったからとか、メイクがほぼ決まっていたからとか、初フルチョ時のようなじっくり集中という感覚が弱かった気がする。それは別に悪くは無いんだけど、産みの苦しみ(と言うのは甚だ大げさなのだけど)がないのは、勿体無いというか味気ないというか。一度、何も決めずにイメージも持たずに臨んでみるのもイイかもとか考えてしまう。まぁサイズとヘッドくらいは決めたほうがイイか。
途中、飛び込みでフルチョイス希望の方が現れて当日の予約をしていたが、5時間くらい後の予約になっていた。5時間待ちとは…なかなかの豪の者よ。
天使の窓の言えどフルチョイスカウンターは1席ぽい。
お迎えは10月中旬で天使の窓でお迎え予定。お迎えセレモニーは希望しなかったけど、お迎え前日までに連絡すれば変更可能らしい。どうしようか。天使の窓は完全にSDのみの専門店だから、あまり恥ずかしくはなさそうだし、体験しておくのもありか?
あ、名前考えなきゃ。
アイドール47の戦利品
7月24日に東京ビックサイトで開催されたIDoll Vol.47に行ってきた。
ドールズパーティーに始まり、ドールショウと来てアイドール。関東で開催される主だったドールイベントはこれで全部かな。それぞれの雰囲気もなんとなく掴めたつもりになった。
ドールズパーティーはボークス製のドール限定なので、SDオーナーである自分には販売品とかマッチしていて無駄が少ない。会場は広くて歩き易いけど、広いので何周も回るのは疲れる。今後ビックサイトで開催されるドルパは全部ジョイフェスになるのかな。ホビーラウンドも見ていて楽しい。
ドールショウは規模は一番小さい?会場もそれほど大きくないけど、通路はしっかり確保されていて歩きやすかった。目的なく見て回るには一番見やすかったかもしれない。池袋サンシャインの会場は駅から少し遠い。浅草の会場はまだ行ったことないけどフロアが分かれているみたいだから面倒くさそう。
アイドールはちょっと中途半端な感じがしたな。別にどこが悪かったということもないんだけど。通路は狭かった。混雑していて通れなくなって足を止めることが頻繁にあった。
どのイベントもDDのシェアが一番大きい。それでもDDオンリーなら関係なくなるので見ないのだが、SDもミニSDサイズも有りになってたりするから、要チェックになってしまう。実際に購入することも多いくて無下にはできない。
当日の天気は上々。ドルパでも来ている東京ビックサイトだが、アイドールは西ホールが会場だった。規模はドルパほど大きくないけど、ドールショウよりは大きかったと思う。天井は高かったのでドールショウの時みたいに臭くはなかった。
今回はあまり買うつもりはなく、雰囲気を楽しむ目的だったけどやっぱりそれなりに買っちゃった。アクセサリー3点。浴衣セットをみやとりんに。浴衣に合わせてぽっくり下駄、みやに和風ドレス、りんにワンピースセット。
アクセサリーはネックレスでみやに2点とりんに1点。アクセサリーって小さくて扱いにくいよなぁ…。それに包装も小さいからディーラー名とか書いてなくて、今回もどこのディーラーさんで購入したか不明。
みやの和風ドレスセットはM's Homeさんというディーラーさんで購入。ヘッドドレス、トップス、帯、スカートのセット。
展示のモデルさんがみやと同じSD F-26だったので、見惚れてつい購入してしまった。ヘッドドレスが滑って装着させにくいのと、トップスが何か物足りない気がする。あと帯がマッジックテープ留めなのだが緩い。襟周辺にもう少し何か欲しいのとスカートはもっと長くした方がシルエットがいいだろう。
トップスの柄の、派手すぎない華やかさのバランスが絶妙ですごくいい。
りんのワンピースセットは「もぐもぐおいも」さんというイカした名前のディーラーさんで購入。袖に腕を通すときにハンドパーツを外さないとキツイけど、オールドアメリカンなデザインでとてもかわいい。
りん用にはこんな服ばかり買っているな。そろそろ違うテイストの物も欲しくなってきたかも。でもつい買っちゃうんだよね。好きだから。
リボンのパッチンピンがダブル。
浴衣セットは彩華楼さんというディーラーさんで購入。ズバリ言って安かった。この辺は「まぁ夏だからね」ってことと安さに惹かれて購入したのだが、ズバリ言って作りは良かった。生地の柄もいい。
大人っぽいみやには生き生きとした若い感じの柄をチョイス。
りんには落ち着いていながら地味にならない柄をチョイス。
それぞれの柄のチョイスはズバリ言って大成功って感じで満足至極。ただ帯紐の留め方がワカラナイ…今は背中側で結んでいるだけなので、かっこ悪くて後ろは見せられない。
ぽっくり下駄は聖魔離宮さんで購入。聖魔離宮さんは複数ディーラーの集合体とのこと。下駄は「草履処〜京屋」さんみたい。サイズはぴったり。
りんの草履足に初めての出番となった。みやは指の開いた足を持っていないので、履かせられるけど脱げ易い。ブーツより不安定だけどちゃんと自立できる。
そういえば、今まで素足で過ごしたことってない気がする。
浴衣姿でホワイトバランスをいじって青くすると涼しげ。
ギトつかせると怖い。