Nikon1 J5 ダブルレンズキット購入
かねてより「サブカメラが欲しいなぁ」と思っていたこともあり、天使の里訪問前に、急にNikon1 J5のダブルレンズキットを購入した。
里訪問の3日前。いつもより1時間早く目覚めて、何故か目覚めるや否や急に、いつものフルサイズ機のカメラを持って里に行くことが億劫に感じた。やおら、ネットショップでミラーレス機の価格やら在庫を調べて、とりあえずマップカメラでNikon1 J5のダブルレンズキットを翌日着予定でポチる。
これを選んだ理由は
・安い
・コンパクト
・メインカメラのD610と同じニコンのカメラ
だからだ。
ニコンのキャンペーンで8GBのマイクロSDが付いて来るが、容量が心細かったのでついでにアマゾンでマイクロSDの16GBを注文。同日着予定。
翌日。
仕事から帰宅後、マップカメラから届いたNikon1 J5ダブルレンズキットとアマゾンから届いたマイクロSDの16GBを受け取る。
あと、注文したことをすっかり忘れていたBUCK-TICKのニューアルバム『アトム未来派No.9』も一緒に届いたので、計3個の荷物を受け取った。『アトム未来派No.9』(カッコよくて素晴らしいアルバムだ!)を聴きながら、新しいカメラを取り出す。
Nikon1 J5はサブカメラとして小型軽量であることに主眼をおいたチョイス。ミラーレスカメラ(ニコンはレンズ交換式アドバンストカメラと言っているが)の中でも小さいし当然軽い。一眼レフに比べると使い勝手はスポイルされているが、画質は良くて値段を考えれば十分な性能と言える。
そんなことはともかく、とにかく小さくて軽い。
メインカメラのD610が850g(バッテリー等含まず)でAF-S 50mm Ff1.8Gが185gなので、合わせて1035g。標準ズームのAF-S 24-70mm f/2.8G(標準ズームはこれしか持っていない。デカくて重いニクい奴)だと900gもあるので、D610に合わせると1750gにもなる。
方や、J5は265g(バッテリー等含まず)で1 Nikkor18.5mm f/1.8が70gで合わせて335g。上の50mmとの組み合わせの1/3にも満たない。(フルサイズ用の大三元標準ズームと比べるのはナンセンスかもしれないが)キットレンズの標準ズーム1 Nikkor 10-30mm PD-ZOOMは85gなので、合わせて345gだ。上の組み合わせの1/5以下だ。実際、家を出てから天使の里についてまた家に帰り着くまでの間、重さも大きさも一切全くこれっぽっちも苦に感じることはなかった。
18.5mm f/1.8(35mm換算 約50mm)+J5と50mm f/1.8G+D610を並べる。それぞれレンズフード付き。
使い勝手については、もう少し使い慣れたいところだが、すくなくとも一眼レフより使いやすいということはない。特に自分はフォーカスを合わせるのが面倒くさく感じる。
画質は良い。とても良い。裏面照射型センサーと処理エンジンの効果だろう。
キットレンズのPD-ZOOMはよくない。電源を入れるたびに広角端から始まるのが鬱陶しいし、ズームの操作にモーターが絡むと操作感が気持ち悪い。
ファインダーを覗いてメカシャッターを切るのが好きなので、液晶画面を見ながらエレクトロニックシャッターを切るのは面白くない。この辺はコンデジで撮影している感覚とまったく同じで味気ない。まぁそれは購入する前から承知していたことなので問題ではない。非常に安価な製品なので仕方のない話だ。チルト式の液晶画面は「そんなに使わないだろう」と思っていたが、使ってみるとなかなか良い。ファインダーがあるとハイアングルでもローアングルでも何とかファインダーを覗きたくなるが、もとよりファインダーがないので存外、積極的にチルトを活用する。特にローアングルは楽に撮影できる。
ファインダーもないしシャッターは電子式だし操作性も一眼レフに劣る。が、値段はとても安価で画質は高画質。値段が安いのだから仕方のない面もあるけど、これなら十分だろう、と言える。「仕方なし」と妥協するのではなく、「十分だ」と割り切ることができる。少なくとも私は。
ただレンズの種類が少ないし、こちらは別に安くない。とりあえずパワードライブじゃない標準ズームは出して欲しい。
以下の写真は全てダブルレンズキットの18.5mm f/1.8で解放(とその付近)で撮影した。
玉ボケは輪郭が残っている。
花弁の質感をしっかりと写している。
立体感をよく描いている。
家の近所で黄色い彼岸花が咲いていた。