きろく

個人的な記録の置き場所。スーパードルフィーに関してがメイン。

天使の里 その1

 先日、3月23日月曜日に天使の里を訪ねた。
 その前の土曜日に、母と弟と私の3人で福岡にある父の墓参りに行き、帰りの途中にある京都を観光したついでにちょうど良いので。
 墓参りメイン&観光なので「みや」は連れてこず。京都駅周辺や市街、バスはそれなりに混雑しているので人形を連れて行くのは少し怖い。特に京都駅や市街を走るバスは混んでいる。バスに至ってはタイミング次第では混みすぎて乗れなかったりする。里には駐車場もあるが、京都市内の交通状況を見ると、あまり運転はしたくない。
 まぁ、連れてくるなら電車が一番安全かなと思う。次点で車、ただし市内を避けて遠回り。ミニとか幼サイズなら連れて来やすいんだろうな。

 京都駅からJR嵯峨野線山陰線)で嵯峨嵐山駅まで。片道15分程度。ただしターミナル駅の京都駅から観光地の嵐山に行く路線の割に電車の本数が少なく1本逃すと少し待たされる。
 嵯峨嵐山駅を降りて先に、南口側の竹林の小径、天龍寺渡月橋を見てから里に向かう。北口側は南口側と打って変わって人が少ない。駅から北に向かってすぐにある細い路地を右に入る。次いでさらに細い路地を左に入ると里の入り口に着く。案内看板が出ているのでわかりやすい。
 里の外観は北側と東側に高さ3mくらいのコンクリートの壁が立っている。世間との隔絶感は「天使の里」にふさわしいかもしれないけど、ちょっと物々しいかな。
 駅から徒歩5分くらい。開館時間の11時より少し後に到着。
 よく「宗教施設的」といった表現をされるけど、私は全然気になりませんでした。

正門


 










来館の予約はしていない。受付で会員カードと身分証明証を提示する。天使の里の案内パンフレットと利用案内兼ワンオフモデル抽選応募券兼フルチョイス受付整理券の用紙を渡される。
「ご来館は初めてですか?」
と問われたので素直に「そうです」というと受付脇で説明を受けた。
説明の内容は
「4階へは階段では行けずエレベータでのみ行ける。館内は撮影可能エリア以外は撮影禁止。喫茶室利用の際は受付でチケットを購入してから利用する。etc…」
といった内容。
 詳しい注意内容は利用案内の紙に色々と書いてある。A4コピー用紙を二つ折りにした簡単なものだが、内容にはちゃんと目を通しておいたほうが良い。
曰く、
「お知り合いでないご同伴者様のご入場はいただけません。天使の里へ入場しようとした際に、第三者に声をかけられた際は、天使の里スタッフをお呼びください」
やだ、なにそれ怖い…

 他の内容を下に書き出してみる。

【1階】受付・クローク・喫茶室
 キャリングケースやトランクなどの大きな荷物は1Fクロークで預かってもらえる。ただし貴重品や割れ物、食品は不可。
 SD用のバスケット(館内ではバスケットにSDを入れて移動するようだ)は受付で貸し出している。ただし数に限りがある。
 飲食は喫茶室を利用する。ケーキと飲み物券は受付にて販売。
 ラストオーダーは16時15分。
 喫茶チケットは当日限り有効。払い戻しができる。

【地下1階】ショップ・控えの間・フルチョイスオーダールーム
 控えの間ではコーディネートモデルのお披露目とお迎えの案内を行っている。お迎え希望者はフロアスタッフまで。
 スタンダードモデルはショップカウンターにて。
 フルチョイスオーダー希望者はフルチョイスルーム入口脇の「ウェイティングリスト」に名前と受付整理券番号(利用案内の紙に記載されている)を記入して待つ。
 オーダー受付は16時まで。混雑時などは受付を早期終了する場合がある。

 撮影に関する注意事項としては
・1Fブビンガ大テーブル、3Fアトリウム窓際の撮影エリア、4F展望台窓際の撮影エリア/螺鈿のエリア、各階のテーブルセット、キャビネットなどの家具ではドールスタンドの使用は禁止。


1F ブビンガ大テーブル













1F テーブルセット













1F 来訪記念撮影フレーム













3F アトリウム













4F テーブルセット













4F 窓際の撮影エリア(写真奥)













・上記の各エリアはスーパードルフィーのみ置いてOK。それ以外の備品、カメラ機材等は置くのは禁止。
・館内に展示されているスーパードルフィーは撮影禁止。
・大掛かりな撮影機材の持ち込み、利用は禁止。
スーパードルフィー以外(他社製のドールとか)の撮影は禁止。
・撮影エリアの利用にあたっては各所に掲示のお願い事項を必ず確認する。
・その他、館内の利用についてはスタッフの誘導や案内に従う。

常識的に利用すれば、特段厳しい注意事項はありません。


 私が到着した時点で、他の来館者は見当たらず、声も聞こえず。一番乗りっぽい様子。まずはエレベーターで4階へ。このフロアは展望室で霞中庵の庭を見下ろせる。


展望室から見た庭













 撮影用のテーブルセットとトイレがある。トイレは4階と地下1階のみ。
 庭を見下ろせる窓際には螺鈿細工が施してある。人形を連れずに身一つで来るにはちょっと寂しいフロア。


4Fテーブルセット右側 1Fの来訪記念撮影フレームとここはカレンダー付き













4Fテーブルセット左側













4F人間サイズの椅子 ここで休憩とか歓談とか。テーブルセットが3組あって、最大10人位かな。



















花は造花ですが写真に写しても気になりません














つづく