きろく

個人的な記録の置き場所。スーパードルフィーに関してがメイン。

遠足 第十四回 酒匂川沿いを下る

 東海道線国府津駅まで行って御殿場線に乗り換え。御殿場線Suicaが使えないので、久しぶりに切符を買って乗車。谷峨駅で下車して酒匂川沿いを歩いた。

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 スタート地点の御殿場線 谷峨駅。無人駅で切符は車掌が回収していた。

 この日の天気は予報では晴れるはずだったのだが、ずっと雲が取れなかった。

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 谷峨駅前に満開の桜が一本。なんだか趣を感じた。桜は満開の木もあれば全く咲いていない木もあった。

 

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 国道246号はとても歩いてられないので、酒匂川の対岸側の県道を行く。所々で集落があるけど、人の姿を全然見ない。

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 菜の花はあちこちで咲いていて、よく香っていた。

 

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  前日が雨だったが、川の水は綺麗だった。

 

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 御殿場線も川に沿って走っている。

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  菜の花がすごく、ほのぼのする。

 

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 途中でトンネルを見つけた。照明はなく真っ暗。出口は見えるけどかなり長い。

 20mくらい入ったところで急に「びちゃびちゃ」と水の滴る大きな音が奥から聞こえたので気味が悪くなって引き返した。その時点で足元が真っ暗になっていたので、とても進めなかったけど。あとで確認したが、トンネルの長さは550mくらいあって、出口の向こうは金網に囲まれているので、行かなくて正解だった。

 

 この後、しばらくは酒匂川から離れる。まもなくして山北駅周辺に到着。景色が山から町に変わった。しかし、曇天のせいもあるだろうが、人はいないし建物は古いしで寂れ具合が強い。映画でも撮れそうなこの趣がたまらない。

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 中間地点となる山北駅。駅前まで来ると、ようやく人の姿を普通に見かけるようになるが、相変わらず静かだ。

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 駅横の食堂で昼食とした。前回の有明で当たったクソみたいな昼飯と違って、満足の出来る昼食を食べられた。

 

 駅から南に向かい、酒匂川との合流を目指す。

 途中に八幡神社があり、立派なクスの木が生えていた。山北町の指定天然記念物で樹齢は約300年らしい。

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 ほどなくして酒匂川に合流し、ふたたび川の流れと向きを共にする。

 すぐに満開の桜に出会った。ここに生えていた5本くらいの桜はすべて満開だった。晴れていたらもっと綺麗だったろうに。

 御殿場線沿いの桜はまだ一つも咲いていなかったけど、種類が違うのか、環境が違うのか。

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 このあたりから川面が近くなる。河川敷は公園になっていて、川の流れに触れることもできる。水深も浅い。

 ダムの放流に注意を促す看板がたくさん立っていた。

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 川の水は特に冷たくはない。

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ツクシが生えていた。もうすぐ春だわ。

 

 川沿いを延々歩いて松田駅に向かう道で、ポツポツと雨が…天気予報は晴れだったのに、ずっと晴れ間なんて見えず、挙句に雨。しかもよりにもよって雨宿りするような逃げ場所が全くない場所で降ってくるとか。まぁ雨は弱いままだったので助かったけど。

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 河川敷の公園は広くて色々遊べそうで非常に羨ましい。御殿場線は本数が少ないので難儀だが、東海道線に乗ってしまえば横浜、東京方面まですぐだから便利。けっこう住むにはいい所な気がする。山北より上に行っちゃうと別世界になるけど。